タイトル等
水田コレクション名品展
美人画
会場
城西大学水田美術館
ギャラリー1
会期
2020-04-04~2020-04-25
休催日
日曜日
開催時間
午前9時30分~午後4時30分
観覧料
無料
概要
浮世絵の創始者、菱川師宣の《見返り美人図》のような、下膨れした顔に小さい目の女性は、当時の人々にとって憧れの美人でした。このように、浮世絵に描かれた女性は理想とする美人の典型であり、同時代の美の規範が映し出されたものです。事実、美人画のスタイルは、時代の好みとともに次々と変わっていきました。明和期(1764~72)に華奢で中性的な鈴木春信の美人が一世を風靡すると、他の絵師まで春信風美人を描き始めます。天明期(1781~89)には鳥居清長の八頭身の美人が、寛政期(1789~81)には喜多川歌麿の現実味を帯びた美人が大流行しました。そして江戸後期の退廃的な美人へと続きます。
このたびの展覧会では、師宣、宮川長春、懐月堂安度、川又常正、勝川春章の肉筆画と、石川豊信から春信、清長、歌麿、鳥文斎栄之、そして明治の月岡芳年、楊洲周延までの版画、加えて浮世絵の流れを汲む伊東深水の近代美人画を展示し、美人画の流れを概観します。各時代を代表する絵師が描く美人画を通して、豊かな美人風俗と理想美の競演をお楽しみください。
イベント情報
[講演会]
4月18日(土)
午後1時30分~午後3時
講師:藤澤 紫氏(國學院大學文学部教授、国際浮世絵学会常任理事)
演題:「魅惑の浮世絵美人画-化粧・衣装・微笑のひみつ-」
会場:水田三喜男記念館講堂
*聴講無料 *要申込

[当館学芸員によるギャラリートーク]
4月11日(土)
午後2時~
会場:水田美術館2階ギャラリー1
*申込不要
会場住所
〒350-0295
埼玉県坂戸市けやき台1-1
交通案内
■電車の場合
東武東上線坂戸駅乗換えで東武越生線川角(かわかど)駅下車、踏切を渡り徒歩10分
■お車の場合
1.関越自動車道鶴ヶ島インター下車、鶴ヶ島方向に進み国道407号線を直進
2.「脚折四丁目」交差点で右折し、右に狩野動物病院の看板がある交差点で右折
3.一本松交差点を毛呂山方面に直進
4.橋(万年橋)を渡り、「明海大学病院」の看板のある交差点を左折し直進、踏切を渡り坂道を上る(約20分)
ホームページ
http://www.josai.ac.jp/~museum/index.html
埼玉県坂戸市けやき台1-1
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索