art commons@nact

タイトル等: 時代への視線
Martine Franck 展マルティーヌ・フランク
会場: 何必館・京都現代美術館
会期: 2020-12-05～2021-02-14
休催日: 月曜休館 (1/11は開館) 冬期休館 12/28～1/7まで
開催時間: 10:00～18:00
(入館は17:30まで)
観覧料: 一般1,000円/学生800円
主催者: 公益財団法人京都現代美術財団
概要: マルティーヌ・フランク(1938～2012)は、ベルギーに生まれ、アメリカ、フランス、スペインで教育を受け、国際感覚を備えた写真家です。
1965年よりフリーランスの写真家として活動をスタートし、1983年にマグナム・フォトの正会員になりました。マルティーヌの関心は、社会問題である「老い」や、アイルランドのトーリー島など多岐に渡ります。そして、取材で興味を持った場所へ何度も足を運び、人々と真撃な態度で向き合い、ファインダー越しに切り取られたイメージは、優しいまなざしに溢れ、同時に人々の叫びをも映し出し、時代への視線を感じさせます。
また、マグナム創始者であるアンリ・カルティエ=ブレッソンの夫人でもある彼女は、2003年にブレッソン財団を設立し、写真界に大きく貢献しました。本展で出品される多くのブレッソンのポートレイトは、マルティーヌでなければ撮れなかったであろう、素顔のブレッソンを垣間見ることができます。
本展では、何必館コレクションの中から厳選したサイン入りオリジナルプリント、約60点を「子供達」「ポートレイト」「アイルランド」「ブレッソンと仲間たち」というテーマで構成し、展覧いたします。
イベント情報: ●記念出版「Martine Franck 写真集」3,200円
ホームページ: http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html