タイトル等
新収蔵品展―国際興業コレクションを中心に
会場
平塚市美術館
会期
2020-10-03~2021-02-21
休催日
月曜日(ただし、11月23日、2021年1月11日は開館し、翌火曜日休館)、年末年始(12月28日~1月3日) ※展示替のため休室12月11日(金)、12月22日(火)~27日(日)
開催時間
9:30~17:00
(入場は16:30まで)
観覧料
一般200(140)円、高大生100(70)円
※( )内は20名以上の団体料金 ※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料 ※各種障がい者手帳の交付を受けた方及び付添1名は無料 ※65歳以上の平塚市民は無料、市外在住者は団体料金
主催者
平塚市美術館
概要
2019年に新たに当館コレクションとして寄贈・寄託された作品75点を紹介します。中心となるのは国際興業株式会社より寄託を受けた油彩画・日本画62点です。2015年、企画展「画家の詩・詩人の絵」展に三岸好太郎《海洋を渡る蝶》《旅愁》が出品されたことをきっかけとして、また同社創業80周年の記念に寄託の運びとなりました。これら2点の作品は、夭折の画家・三岸好太郎の代表作に数えられます。三岸は平塚出身の鳥海青児と親しく交友した画家で、当館コレクションと関わりの深い作品が寄託されました。
他方、当館の所蔵作品にはなかった作家が数多く含まれていることが特徴です。これまで、戦前期の油彩画では湘南地域にゆかりのある岸田劉生をはじめ春陽会など在野の画家たちの作品を多く収集してきました。これに対して、岡田三郎助、山下新太郎など明治時代後半に活躍した画家や、東郷青児、岡田謙三ほか官展や二科展に所属した画家の作品が寄託されました。中には、あまり知られていなかった作品もあります。猪熊弦一郎《コスチューム》は猪熊の1930年代の特徴を示す貴重な作品といえます。
これらの作品はおそらく同社の応接室や重役の部屋を飾ったものと思われます。穏健で爽やかな風景画や静物画、小品ながら印象に残る人物画を含め、美術館の展示室で鑑賞する人の目も楽しませてくれることでしょう。
このほかの寄贈・寄託作品として、市内の大住中学校で教鞭をとったこともあり、現在大阪芸術大学教授をつとめる泉谷淑夫の油彩画、2018年にロビー展を開催した土田泰子の立体作品も紹介します。新たに当館に収蔵された多彩な作品をお楽しみください。
イベント情報
ギャラリートーク
11月21日(土)、12月19日(土)、2021年1月16日(土) 各14:00-14:30 展示室1
※申込不要・要観覧券。
場合により延期または中止となることがあります。当館ウェブをご確認の上ご来館ください。
ホームページ
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/20162006_00012.html
会場住所
〒254-0073
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
交通案内
JR東京駅から東海道線、または新宿駅から湘南新宿ライン(直通)で約1時間。 JR平塚駅から徒歩20分。 または平塚駅東改札口(北口)より神奈川中央交通バス 4番乗り場乗車「美術館入口」または「コンフォール平塚前」下車。 無料駐車場70台。
ホームページ
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
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