タイトル等
開館50周年記念
もうひとつの日本美術史
近現代版画の名作2020
会場
和歌山県立近代美術館
会期
2020-09-19~2020-11-23
休催日
月曜日(ただし9月21日(月・祝)は開館、9月23日(水)は休館。11月23日(月・祝)は開館)
開催時間
9:30~17:00
(入場は16:30まで)
観覧料
一般800(640)円、大学生500(400)円
( )内は20名以上の団体料金
※高校生以下、65歳以上、障害者の方、県内に在学中の外国人留学生は無料
※11月22日(日)は「ふるさと誕生日」として無料
※9月26日、10月24日(毎月第4土曜日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料
主催者
和歌山県立近代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
協賛:ライオン、大日本印刷、損保ジャパン
概要
版画は、わが国の美術の歴史を語る上で欠かせないものであり、海外から見た日本の美術を特色づける重要な表現です。浮世絵は西欧の近代美術を多彩にし、また戦後の版画家たちの国際的な活躍は、海外で日本の現代美術が認められるきっかけを作りました。しかしながら国内においては、江戸時代までの浮世絵から脱して、近代以降、美術表現としての立場を獲得するまでには、長い時間がかかったと言わざるを得ません。例えば1964年の東京オリンピックに際して、国立近代美術館(現在の東京国立近代美術館)で開催された芸術展示「近代日本の名作」展では、自国の美術の歴史を語る文脈において、版画には十分に光が当てられませんでした。
その後、1970年代から80年代にかけて、日本各地に公立の美術館が次々に設置され、各館は地域の風土とそこで生み出される表現に向き合いながら、現在まで研究・収集活動を続けてきました。その営みは、中央から見える「日本」の姿と同じではないかもしれません。しかしそこに確かに積み重ねられてきた表現の数々を、美術の歴史として捉え直し、提示することが、地方美術館の仕事のひとつであるとも考えます。特に版画という分野においては、近代から現代までをひとつの流れとして見つめ直す課題が残されています。
本展覧会は、戦後75年、また21世紀に入って20年を経た2020年という節目の年に、地方都市にあるふたつの県立美術館である福島県立美術館と和歌山県立近代美術館のコレクションを中心に、この版画という文脈において、地方から見えるもうひとつの近現代日本美術史を編み直そうとする試みです。また、当館にとっては開館50周年を記念した展覧会です。
イベント情報
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を見ながら実施の可否を検討します。当館ホームページなどをご覧ください。
展示替え情報
*10月26日(月)に展示替えを行います。
ホームページ
http://www.momaw.jp/exhibit/now/2020hanga.php
会場住所
〒640-8137
和歌山県和歌山市吹上1-4-14 (和歌山城となり)
交通案内
[バスでお越しの方]
JR和歌山駅または南海電鉄和歌山市駅から約10分
和歌浦口方面行き「県庁前」下車、徒歩2分
※関西国際空港からリムジンバスでJR和歌山駅まで約40分

[タクシーでお越しの方]
JR和歌山駅から約15分
南海和歌山市駅から約10分

[お車でお越しの方]
阪和自動車道和歌山インターチェンジより和歌山城方面へ約15分
ホームページ
https://www.momaw.jp/
和歌山県和歌山市吹上1-4-14 (和歌山城となり)
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