タイトル等
第13回恵比寿映像祭、第2弾発表! 展示(TOP・日仏会館・オフサイト・地域連携)全決定!
第13回恵比寿映像祭
映像の気持ち
会場
東京都写真美術館/日仏会館/サ・ガーデンルーム/恵比寿ガーデンプレイス センター広場/地域連携各所 ほか
会期
2021-02-05~2021-02-21
*出品作品、プログラムおよび出品作家については、変更する場合があります。
*新型コロナウイルス感染拡大状況、その他の事情により、実施内容が変更となる場合があります。
休催日
月曜休館
開催時間
10:00~20:00
※最終日は18:00まで
観覧料
入場無料(事前予約制) ※定員制のプログラムは有料
※各プログラムの日時は、チラシまたはウェブサイトのタイムテーブルをご確認ください。
※各回開演15分前開場予定、整理番号順入場、自由席、入替制。
※すべての上映を未就学児同伴可としています。
(座席が必要な場合はチケット購入が必要になります。)
※上映は全席自由席です。前売券および当日券に記載された入場整理番号順でのご入場になります。

■当日券
上映の当日券は、各日午前10時より東京都写真美術館1階受付にて先着順で販売します。
前売券が売切れの場合、当日券の販売はございませんのでご了承ください。
■前売券
前売券はチケットぴあで販売しています。
一般発売開始:令和3年1月30日(土)午前10時

※ご購入の際には、6ケタのPコードが必要になります。
※前売券は、各プログラム開催前日の正午まで販売します。
※予め入場整理番号付き前売券を購入発券のうえ、開場時間までにご来場ください。

□チケットぴあ前売券購入方法
1)インターネット:〈https://pia.jp/t/yebizo〉
2)電話予約:0570-02-9999〈https://t.pia.jp/guide/orderbyphone.jsp〉
3)お近くの店舗直接申込み:チケットぴあ、セブン・イレブン

※2)および3)の方法でご購入の際には、6ケタのPコードが必要になります。
※購入方法によってチケット大筋以外に別途手数料(システム利用料、店頭引取利用料、発券手数料、ほか)がかかります。詳細はチケットぴあのウェブサイトをご参照ください。
https://t.pia.jp/guide/charge.jsp(インターネット)
https://t.pia.jp/guide/orderbyphone.jsp#charge(電話)
https://t.pia.jp/guide/retail.jsp(店頭)
https://t.pia.jp/guide/deliverry.jsp(チケット引取方法)

上映東京都写真美術館1Fホール/定員:95名[Pコード:763-402]
1回券【日時指定)|550円[前売]|1,100円[当日]
※定員制のプログラムは有料
主催者
東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館・アーツカウンシル東京/日本経済新聞社
協賛・協力等
[共催]サッポロ不動産開発株式会社/公益財団法人日仏会館
[後援]米国大使館/駐日韓国大使館 韓国文化院/TBS/J-WAVE81.3FM
[協賛]サッポロビール株式会社
[協力]avatarin株式会社/ANA
概要
恵比寿映像祭は、平成21(2009)年の第1回開催以来、年に一度恵比寿の地で、展示、上映、パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的かつ、領域横断的に紹介する映像とアートの国際フェスティヴァルです。映像分野における創造活動の活性化と、映像表現やメディアの発展をいかに育み、継承していくかという課題について広く共有する場となることを目指してきました。第13回開催となる今回は、「動画」であるということ、に焦点をあて、歴史的な作品も参照しながら、映像の楽しみ方を広げるテーマをかかげました。これまでに培った地域とのつながりや国際的なネットワークを支えに、さらなる充実と発展をはかります。
イベント情報
第13回恵比寿映像祭「映像の気持ち」の最終発表として、上映・[オンライン版]シンポジウム・ラウンジトークほか追加決定。詳細を発表いたします。
・湯浅政明、カワイオカムラ、ヴィンセント・ボーイ・カースが描き出す映像の「気持ち」。
異色作《ムード・ホール》を引っ提げて、展示と上映両部門に参加するアーティスト・ユニット、カワイオカムラの世界観を味わいつくす特集プログラム。日本を代表するアニメーション監督・湯浅政明(《四畳半神話体系》《夜明け告げるルーのうた》ほか)のエッセンスが詰まった伝説の長編デビュー作《マインド・ゲーム》の35ミリフィルム上映。
アジア・プレミアとなる実写作品《ドラマ・ガール》は、主人公が、自身に起こった実際の出来語を映画として演じ直すことで、葛藤し、人生に向き合う様を描くというもの。オランダの若手監督ヴィンセント・ボーイ・カースが描き出すフィクションとドキュメンタリーの交差のなかに、映像との付き合い方の可能性もまた、見えてくるはずです。

・多種多様な古今東西のアニメーション作品が勢ぞろい。制作過程を紐解くプログラムも。
多数のアニメーション作品が紹介される今回の恵比寿映像祭。複数のリンクプログラムを通じて、多種多様な古今東西の短編アニメーション作品が集います。ロサンゼルスの「CVM視覚音楽センター」からは、映像と音楽の融合による「ヴィジュアル・ミュージック」の元祖オスカー・フィッシンガーを起点に、実験的なアニメーションと視覚音楽、モーション・グラフィックスの変遷を現代までたどる貴重なプログラムが届きます。アニメーションやデジタル表現に特化した国際的な映像祭・コンペティションである「新千歳空港国際アニメーション映画祭」と「DigiCon6 ASIA」のセレクションには、欧州やアジア各地からの、エッジのきいた瑞々しい作家作品がそろい踏み。また、YEBIZO MEETSでは、アニメーションの潮流や制作過程を紐解くプログラムも行います。

・今だからこそ、考えたい「未来へのアーカイヴ」と「危機のなかの映画」についてのシンポジウム。
シンポジウムでは、今だからこそ考えたい二つのトピックスを取り上げます。NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]との共催によりオンライン開催する1つめのテーマは「未来へのアーカイヴ」。さまざまな次元で映像のありかたが新たな拡がりを見せているなかで、映像表現の成り立ちや、これからの映像との付き合い方を考えるとともに、進行形の営みとしてのフェスティヴァルや展覧会を、文化としていかに遺し継承するか?という課題について考えます。日仏会館との共催により実施する2つめのテーマは「危機のなかの映画」。コロナ禍において存続の危機にさらされている小規模映画館(ミニシアター)の救済に向けた実践や、日仏の状況の違いを比較しつつ、映画文化の継承の取り組みの現在と未来について語り合います。

・「ラウンジトーク」「シンポジウム」「YEBIZO MEETSトーク」など、全てオンラインでお楽しみ。
恵比寿映像祭では、カジュアルな空間で作家本人から作品や制作について話を伺う「ラウンジトーク」、テーマや映像の各論を掘り下げる「シンポジウム」、多様な映像表現について理解するための鑑賞手掛かりプログラム「YEBIZO MEETSトーク&ワークショップ」や「フェスティヴァル連携」など、トークプログラムを多数準備しております。
今回は、これらのプログラムをオンライン配信で、お届けいたします。
ご自宅からも恵比寿映像祭をお楽しみください。

上映|東京都写真美術館 1Fホール
[プログラム解説]
1 カワイオカムラ特集―最新作《ムード・ホール》と短編集2004-2019
■《ムード・ホール》2019/33分33秒(音楽:原摩利彦)
□《AIRS》2005/8分30秒/日本語(英語字幕付)
□《ヘコヒョン・ナイン-2009再編集版-》2009/5分45秒(音楽:原摩利彦)
□《コロンボス》2012/9分15秒(音楽:原摩利彦)
□《ヘコヒョン7》2004/3分52秒/日本語(英語字幕付)
※幕間にカワイオカムラ監督による解説映像(計12分)
コマ撮りや3DCGを駆使した作品で、映画やインスタレーションの形式に捉われることなく、独自の映像世界を構築してきたカワイオカムラ。展示でも発表する《ムード・ホール》に加え、謎の理論「ヘコヒョン」をめぐる短編等とともに、撮りおろし解説映像を上映。不可思議なユーモアと哲学的で深遠な魅力に溢れたカワイオカムラ世界に迫る。

2 湯浅政明《マインド・ゲーム》[35ミリフィルム上映]
■《マインド・ゲーム》2004/103分/日本語
動画表現の可能性を独特のセンスで切り拓く数々の作品を手掛けてきたアニメーション監督、湯浅政明の長編デビュー作を35ミリフィルム上映。ロビン西原作のストーリーが、奔放なイマジネーションをエンジンに、変幻自在の作画にのって疾駆する。根底には生きることへの真摯な問いと希望があり、見る者の気持ちを鼓舞する力にあふれている。音楽は山本精一。

3 ヴィンセント・ボーイ・カース《ドラマ・ガール》―現実とフィクションの間
■《ドラマ・ガール》2020/93分/オランダ語(日本語・英語字幕付)
制作 HALAL
人生は物語なのだろうか?人生を書き換えることはできるのか?映画は、時に観る者の人生と重なり交差することで、観る者の心を動かす。《ドラマ・ガール》では、主人公が、過去の出来事を演じることで、自らに向き合い、葛藤する姿が描かれている。映画による人生の実験物語。

4 動揺PROJECTS:Retouch Me Not[日本現代作家特集]
□荒木悠《The Last Ball(Single-channel vershion)》2021/14分/日本語(英語字幕付)
□内山もにか《Bright beyond bearing》2017/4分20秒/日本語(英語字幕付)ほか
■釘宮由衣《Before It Will Burn Out》2009/29秒ほか
□現時点プロジェクト《私はおぼえている:長田はつ子さんと海女の記憶》2019/23分/日本語
□佐々木友輔《Implication(Sado)》2021/20分/日本語
□外島貴幸《術語》 2015-2020/6分25秒/日本語
□百瀬文《The Interview about Grandmothers》 2012-2016/7分14秒/日本語(英語字幕付)
□門眞妙、佐々木友輔《ねおれありずも》2021/6分/日本語
【ゲスト・プログラマー:佐々木友輔+荒木悠】
2020年3月緊急事態宣言中に開催したオンライン映像祭「Films From Nowhere」に続き、映像作家・佐々木友輔、荒木悠の2名がプログラマーを務める「揺動PROJECTS」の第2弾。今回は他者の身体、とりわけ「顔」の倫理について、不断の思考を促す8名の作家による作品が集められた。既に評価の高い作品と並んで、今回のために制作された新作を、新しい切り口で紹介する。

5 オスカー・フィッシンガー、初期モーショングラフィックスとヴィジュアル・ミュージック
■オスカー・フィッシンガー《スパイラル》c.1926/2分/CVMにより修復 ©Center for Visual Music
オスカー・フィッシンガー《習作 No.8》1931/5分
オスカー・フィッシンガー《青の構成》1935/4分
ノーマン・マクラレン《ブギー・ドゥードゥル》1941/3分15秒
メアリ・エレン・ビュート《色彩の狂詩曲》1948/6分
メアリ・エレン・ビュート《アブストロニック》1952/6分
オスカー・フィッシンガー《マンツTVコマーシャル》C.1952/1分
ジョーダン・ベルソン《マンダラ》1953/3分/CVMにより修復
ジョーダン・ベルソン《魅惑》1961/8分
ジョン・ステフラ《サイバネティック5.3》1961-1965/7分
ジュールス・エンゲル《アクシデント》1973/2分/CVMにより修復
ジュールス・エンゲル《プレイ-ペン》1986/5分/CVMにより修復
ベーベル・ノイバウアー《消防署》1998/5分25秒
スティーヴン・ウォロシェン《シマー・ボックス・ドライヴ》2007/3分45秒
ミシェル・ガニエ《センソロジー》2010/6分
スコット・ドレーヴス《火の鳥》2007/4分15秒
ブレット・バッティ《クローン性コロニーⅠ:フレッシュ・ランナーズ》2011/7分
ロバート・サイデル《硝子体》2015/3分30秒
ショーン・カポネ《分子時計Ⅱ》2020/6分(ループ)
ポール・フレッチャー《ドライヴ・トゥ・ワーク》2017/3分30秒
【リンク:CVM視覚音楽センター(ロサンゼルス)/ゲスト・プログラマー:シンディ・キーファー】
(CVM視覚音楽センター centerforvisualmusic.org) 企画/フィッシンガー、ビュート、ベルソン、エンゲル、ステフラ作品はCVM所蔵
オスカー・フィッシンガーによる1920年代の実験アニメーションを起点に、ヴィジュアル・ミュージック、実験映画、モーション・グラフィックス、そして現代のデジタル表現へと連なるその系譜と、最初期のコンピューター映像を含む多様な技法を15名の作家による20作品で紹介する貴重なプログラム。歴史的なフィルムの保存修復やデジタル化などで知られるロサンゼルスのCVM視覚音楽センターとのリンクにより実現する。

6 新千歳空港国際アニメーション映画祭 短編特集①―アニメーションの自然 nature を探る
■ステファン・アーウィン《ウッド・チャイルド・アンド・ヒドゥン・フォレスト・マザー》2020/9分34秒
□陳熹《ニュー・ファニチャー・オブ・リトル・スワロウ》2020/2分3秒
□ジェームズ・モーリー《ブラック・シープ・ボーイ》2019/14分57秒/日本語・英語字幕付
□トータル・リフューザル《ハウ・トゥ・ディサピア》2020/21分6秒/英語(日本語字幕付)
□ジェイク・フライド《ザ・ブランク・ペイジ》2019/1分
□ピヨトル・ドゥマラ《ラスト・サパー》2019/13分
□ドミトリー・ゲラー《ミストレス・オブ・コッパー・マウンテン》/2020/13分33秒/ロシア語(日本語・英語字幕付)
□キリル・ハイチャイチロフ《ネイキッド》2019/14分40秒/ロシア語(日本語・英語字幕付)
【リンク:新千歳空港国際アニメーション映画祭/ゲスト・プログラマー:土居伸彰、小野朋子】

7 新千歳空港国際アニメーション映画祭 短編特集②―感覚を研ぎ澄ますアニメーション
□工藤雅《差異と反復とコーヒー》2020/4分33秒
■ふるかわはら ももか《かたのあと》2020/4分5秒/日本語(英語字幕付)
□周小琳《十二月》2020/4分19秒
□サミュエル・パシー、シンヴァン・モニー《エコース》2020/15分7秒
□バジル・フォークト《ホネの折れる日》2019/8分42秒
□フレデリック・シュルト《ザ・チムニー・スウィフト》2020/5分/英語(日本語字幕付)
□マリアム・カパナッツェ《アバンダント・ヴィレッジ》2020/14分
□エイドリアン・ミリガウ《ゲニウス・ロキ》2019/15分/フランス語(日本語・英語字幕付)
【リンク:新千歳空港国際アニメーション映画祭/ゲスト・プログラマー:土居伸彰、小野朋子】
新千歳空港ターミナルビルを会場に、世界中のアニメーション作品を一堂に集める世界初の空港内映画祭として2014年に開幕し、注目を集める新千歳空港国際アニメーション映画祭。空港内施設とオンラインのハイブリッドで開催した第7回の短編部門から、受賞作品を含む傑作選を、「アニメーションの自然natureを探る」、「感覚を研ぎ澄ますアニメーション」という2つのテーマで上映。

8 感情ゆさぶられる(E-MOTIONAL)アニメーション-DigiCon6 ASIA
□オダアマネ《THE・MOB》2020/7分/日本語(英語字幕付)
□ヤオ・チエン・フイ(アートモエバ プロダクションズ)《A Folded Wish》2020/8分
□川上喜朗《蛍火の身ごもり》2020/9分59秒/日本語(英語字幕付)
□一色あづる《Birth-めぐるいのち-いい子いい子、赤ちゃん》2020/8分25秒/日本語(英語字幕付)
□ファン・タン・ドゥオック《Do Do》2020/4分03秒
□ハン・ビョンア《The end of the universe》2020/9分16秒/韓国語(日本語・英語字幕付)
□ニイラジャ・ラージ《Meow Or Never》2020/9分34秒/英語(日本語字幕付)
□アンドレ・クエツク(ファインディング ピクチュアズ)《The Brown Dog》2019/12分24秒/英語(日本語字幕付)
□児玉徹郎《PIANO MAN》2020/5分30秒/日本語(英語字幕付)
□コン・キー《Dragon's Delusion:Preface》2020/14分49秒/中国語(日本語・英語字幕付)
■金子勲矩《The Balloon Catcher》2020/6分10秒/英語字幕付
【リンク:DigiCon6 ASIA/ゲスト・プログラマー:山田亜紀】
次世代を担う映像クリエイターの発掘・育成を目的としてスタートしたアジア最大規模のショートムーヴィーの映像祭 22nd DigiCon6 Asia(TBS主催)からの特別プログラム。心うごく、心ゆれる、心はずむ、心いたむ、心あたたまる、アジア7つの国と地域から、エモーショナルな11作品を厳選。どこにもいけないいまだからこそ、映像のなかで旅をし、心を解き放つショートムーヴィーの世界へ。

9 モノグラフ2020-アジア・エッセイ映画特集①―モチーフ
■リアル・リザルディ《ゴースト・ライク・アス》2020/20分2秒/インドネシア語・英語(日本語・英語字幕付)
□チュオン・ミン・クイ《デス・オブ・ソルジャー》2020/13分57秒/ヴェトナム語(日本語・英語字幕付)
□クッシュ・バドワー&レヌ・サヴァント《ブレイヴ・レヴォリューショナリー・リダブド》2020/20分/英語・ヒンディー語(日本語・英語字幕付)
□マリアム・タファコリー《イラニ・バッグ》2020/7分38秒/日本語・英語字幕付
□マヤ・コルベッカ《セイヴド・バイ・ザ・パーティステイト》2020/15分26秒/北京語・英語(日本語・英語字幕付)
□サオダット・イズマイロボ《ハー・ファイヴ・ライヴズ》2020/13分14秒
※本プロジェクト・ゲスト・コンサルタント:ケヴィン・B・リー、メー・アーダードン・インカワニット
【リンク/ゲスト・プログラマー:アジア・フィルム・アーカイヴ(シンガポール)】
※このプログラムのいくつかの作品には、一部の視聴者が不快に感じるおそれのある刺激的な部分を含む可能性があります。

10 モノグラフ2020―アジア・エッセイ映画特集②―モーメンツ
□パム・ウィラダー《キャスティング・ア・スペル・トゥ・オルター・リアリティ》2020/13分44秒/英語、北京語、客家(日本語・英語字幕付)
□ラヤ・マーティン《スピリット・フィルム》2020/19分41秒/日本語・英語字幕付
□マウング・オッカー《レミニセンス》2020/14分47秒/ミャンマー語(日本語・英語字幕付)
■アーノン・ノンヤオ《A Weirdo Never Fever OverRy》2020/14分8秒/日本語・英語字幕付
※本プロジェクト・ゲスト・コンサルタント:ケヴィン・B・リー、メー・アーダードン・インカワニット
【リンク/ゲスト・プログラマー:アジア・フィルム・アーカイヴ(シンガポール)】
※このプログラムのいくつかの作品には、一部の視聴者が不快に感じるおそれのある刺激的な部分を含む可能性があります。
シンガポールのアジア・フィルム・アーカイヴが、2020年の新型コロナウィルス感染拡大の中で、アジアの映像作家10人に委嘱制作し実現したエッセイ映画シリーズ。制作活動が縮小し、隔離や孤独の中で作られた多様な作品は、二つのテーマ「モチーフ」「モーメンツ」から、歴史やアーカイヴを参照し、映画、社会、自己に関わる深い考察と新たな視点を提供する。

シンポジウム|オンライン開催
[プログラム解説]
A.[恵比寿映像祭×NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]共同企画]
映像とともにあること―未来へのアーカイヴ
日時:令和3年2月7日(日)16:00-18:00
パネリスト:近藤健一(森美術館シニア・キュレーター)/畠中実、指吸保子(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])/岡村恵子、田坂博子(恵比寿映像祭キュレーター/東京都写真美術館)
視聴無料 *視聴リンクについては、別途公式ウェブサイト等で告知します。
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]との共同でオンライン開催するシンポジウム。
映像のあり方が、新たな拡がりを見せているなか、恵比寿映像祭の実践を振り返りつつ、あえて動画に焦点をあてた「映像の気持ち」というテーマに託された問いを論じる。さらに、フェスティヴァルや展覧会等、一過性の出来事を文化としていかに遺し継承していくのか、映像記録とアーカイヴの方法について、異なる組織のキュレーターが、具体的事例を共有しながら考える。

B.[日仏会館共催企画]映画と人―危機のなかの映画
日時:令和3年2月10日(水)18:00-20:00
パネリスト:諏訪敦彦(映画監督、東京藝術大学教授)/クレモン・ロジェ(パリ日本文化会館映画プログラマー)
司会/モデレーター:澤田直(フランス哲学・文学者、立教大学教授、日仏会館常務理事)
田坂博子(恵比寿映像祭キュレーター、東京都写真美術館学芸員)
日仏逐次通訳付
視聴無料 *視聴リンクについては、別途公式ウェブサイト等で告知します。
2020年の新型コロナウィルスの感染拡大によって、人々の生活が一変するなか、文化事業のあり方も大きな困難に直面している。文化機関のなかでも、特に"小規模映画館(ミニシアター)"は存続の危機を迎え、このような状況下で幅広い映画人たちによって結成されたSAVE the CINEMAなどが立ち上がり、様々な取り組みを行ってきている。人から人へ伝えられてきた映画文化の継承を危機的な状況でどのように乗り越えていくのか、日本、フランスの取り組みを紹介し、現在をみつめ、未来への可能性を議論する。

ラウンジトーク|オンライン開催
視聴無料 *視聴リンクについては、別途公式ウェブサイト等で告知します。
a.シシヤマザキ[展示出品作家]
令和3年2月6日(土)11:00-12:00
b.渡辺豪[展示出品作家]
令和3年2月6日(土)13:00-14:00
c.赤松正行[展示出品作家]
令和3年2月10日(水)11:00-12:00
d.[地域連携プログラム:アートフロントギャラリー]
旅に出よう!ニューヨーク-東京-サンパウロ
大岩オスカール[アーティスト]/小野リサ
[ボサノヴァ歌手]/前田礼
[司会/アートフロントギャラリー]
令和3年2月11日(木・祝)13:00-14:00
e.松本力[展示出品作家]/
VOQ(本多裕史)[音楽家]
令和3年2月20日(土)11:00-12:00
f.カワイオカムラ[展示出品作家]
令和3年2月20日(土)13:00-14:00

YEBIZO MEETS|恵比寿映像祭を、楽しみ・まなび・かんがえ・めぐる!
YEBIZO MEETSは、多くの人々が多様な映像表現に触れる「開かれた」機会として、映像文化を紹介・体感するプログラムです。映像祭で紹介されているジャンル横断の多彩な作品を体感するため、鑑賞の手掛かりを提供していきます。また、地域で活躍するアートの担い手たちと行なう連携企画や地域を巡るシールラリーなどを通じて、フェスティヴァルを楽しむきっかけをつくります。
・トーク&ワークショップ|オンライン開催
視聴無料 *視聴リンクについては、別途公式ウェブサイト等で告知します。
Ⅰ アナログ手法とデジタル技術を組み合わせたネオクラフトアニメーションから、新世代のアニメーションを考える。
日時:令和3年2月11日(木・祝)10:30-12:00
講師:伊藤有壱[アニメーションディレクター]、見里朝希[映像作家]
司会:山田亜樹[DigiCon6 ASIAディレクター]
NHK番組「ニャッキ!」でもおなじみ、ストップモーションアニメーションの映像作家であり、DigiCon6 ASIAの審査員でもある伊藤有壱氏が、クレイアニメータークラフトアニメーションの制作過程を紐解きつつ、その楽しさに触れる。
またストップモーションアニメーション界の新星・見里朝希氏とともに、新世代のネオクラフトアニメーションとその多様性に触れていきます。

Ⅱアートと商業のあいだを行き交い、独自の表現手法を模索するモーション・アニメーション、主宰者に聞く。
アニメーション表現の現在を考える。
日時:令和3年2月12日(金)15:00-16:30
講師:細金卓矢(mimoid.inc:映像ディレクター/プランナー)、山田遼志(mimoid.inc:アーティスト)、別所梢(mimoid.inc:プロデューサー)
司会:フィルムアート社
2020年3月に設立された「mimoid(ミモイド)」は、東京とアムステルダムを拠点に置く、モーション・アニメーション表現を中心に活動するクリエイティブハウスで、独自の表現の発見と持続可能性を模索しています。アニメーション表現が巷に溢れる現代社会において、集団を織りなすことによってどのような実践が可能なのか。コマーシャルや番組OP、MVなどを手掛けた過程を例に「アニメーション表現のあり方」を考えていきます。

Ⅲ CGやARなどのデジタルテクノロジーを駆使し、リアルタイム映像合成によって表現される舞台。
その制作過程に迫る。
日時:令和3年2月18日(木)15:00-16:30
講師:タグチヒトシ(演出家:GRINDER-MAN)真壁成尚(ビジュアルデザインスタジオ・WOW)
恵比寿映像祭オフサイト展示で出品のビジュアルデザインスタジオWOWと国内外の舞台やメディアアート作品を生み出すアートグループGRINDER-MANらによる現代芸能「獅子と仁人」は、沖縄創作エイサーとコンテンポラリーダンスによる舞、3Dプリンティングによって制作された獅子、リアルタイムCG合成するAR表現などが映像ストリーミングにより、無観客下で、ひとつの舞台として制作されました。その制作過程に迫ることで、コロナ禍において、どのような創造活動が生まれているかを紐解きます。

YEBIZO MEETS|フェスティヴァル連携
2月は、「アート&メディア」月間。昨年から、映像祭がエリアを超えて、3つのメディアイヴェントと連携を始めました。
・コラボレーショントーク|オンライン開催
「恵比寿映像祭」※1、「未来の学校祭」※2、「DIGITAL CHOC」※3、「MEDIA AMBITION TOKYO」※4と開催エリアやイヴェントの枠組みを超え、連携し、東京のメディアアートシーンを形づくります。

Ⅳ フェスティヴァル連携|コラボレーショントーク
―Media Art in TOKYO:「それぞれのトランスフォーメーション」
それぞれの「トランスフォーメーション」を軸に、フェスティヴァルの今と未来を考える。
デジタルによって、何を変容させられるか?
日時 令和3年2月18日(木)18:30-20:00
登壇者:谷川じゅんじ[Media Ambition Tokyo|スペースコンポーザー、JTQ Inc.CEO、一般社団法人 Medeia Ambition Tokyo 代表理事 ]/サンソン・シルヴァン[デジタル・ショック|フランス大使館 文化担当官/アンスティチュ・フランセ日本 芸術部門 統括マネージャー]/藤谷菜未[未来の学校|東京ミッドタウンマネジメント株式会社/イベントプロデューサー]/久納鏡子[未来の学校|Arts Electronica Futurelabアーティスト、キー・リサーチャー](※オーストリアから遠隔出演予定)/田坂博子[第13回恵比寿映像祭|キュレーター]
視聴無料 *視聴リンクについては、別途公式ウェブサイト等で告知します。

(各事業詳細)
※1「恵比寿映像祭」
「皆で映像について考えてみよう」という姿勢のもと関催されている映像とアートの国際フェスティヴァル。映画、アニメーション、実験映像、ドキュメンタリー、現代美術ほか、多様なジャンルの映像芸術表現が一堂に揃います。
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館・アーツカウンシル東京、日本経済新聞社
会場:東京都写真美術館、日仏会館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほか
会期:令和3年2月5日(金)~2月21日(日) (2月8日(月)、2月15日)休館)

※2「未来の学校祭」今年度は休止
東京ミッドタウンと、オーストリアに拠点を置く世界的クリエイティヴ機関「アルスエレクトロニカ」が協働した取り組み。アートとテクノロジーを通じて、イヴェント参加者とともに未来の社会を考える新しいお祭りです。
主催:東京ミッドタウン
特別協力:アルスエレクトロニカ
会場:東京ミッドタウン

※3「DIGITAL CHOC」今年度は休止
メディアアートからヴィデオゲーム、アニメーション映画、電子音楽まで、新しいメディアの影響を受けた様々なジャンルの創造性、そして日仏の連携について、幅広く紹介するフェスティヴァル。
主催:アンスティチュ·フランセ日本(在日フランス大使館文化部/フランス政府公式文化機関)
会場:アンスティチュ·フランセ東京、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、ゲーテ・インスティトゥート東京、渋谷WWWほか

※4「MEDIA AMBITION TOKYO」今年度は休止
MEDIA AMBITION TOKYO [MAT]は、テクノロジーアートを実験的なアプローチで都市実装するリアルショーケースです。期間中、都内各所を舞台に最先端のアートや映像、音楽、パフォーマンス、トークショーを展開します。
主催:一般社団法人 Media Ambition Tokyo
会場:渋谷スクランブルスクエアQWS、六本木ヒルズ、上野公園ほか都内十数力所予定
ホームページ
https://www.yebizo.com
会場住所
〒153-0062
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
交通案内
当館の最寄駅は「恵比寿」です。
JR 恵比寿駅東口より 徒歩約7分
東京メトロ 日比谷線 恵比寿駅より 徒歩約10分

当館には専用の駐車場はございません。
お車でご来場の際は近隣の有料駐車場をご利用ください。
ホームページ
https://topmuseum.jp/
会場問合せ先
03-3280-0099
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
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