タイトル等
原大介展
会場
椿近代画廊
会期
2019-11-11~2019-11-23
休催日
日曜休廊
概要
大いなる未完の魅力
中野中
原大介はいつも私の心を揺さぶってくる。
それは、確としたスタイルを放擲し、自分を繰り返し否定しながら、常に自己に回帰し、自分の心に正直であろうとする生きざまから生まれてくるのであろう。にもかかわらず一貫性を感じさせる根幹にあるのは、相反することごと―例えば調和と破綻、理知と情 収斂と拡散、素朴と洗練、等々にあり、それらは彼の存在の本質に迫るための必然的なエレメントなのである。
今回の新作展には、抽象構成された"面"に"線"が挿入された。この相反、対立、あるいは相乗して、作家の存在を象徴する、つまり一瞬の"今"そのものであり、己の存在をアウフヘーベンするのだ。そのことが私の心をゆさぶる。
倦まず弛まず挑戦を続ける原大介に、リスペクトをこめて"大いなる未完"の言葉を贈りたい。(美術評論家)
会場住所
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1-12-15 テラサキ第2ビルB1
ホームページ
http://www.tsubaki-kindaig.co.jp/
東京都中央区日本橋室町1-12-15 テラサキ第2ビルB1
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