タイトル等
素描礼讃
岸田劉生と木村荘八
会場
八王子市夢美術館
会期
2019-09-13~2019-11-04
休催日
月曜日(祝日の場合は開館し翌火曜日が休館)
開催時間
午前10時~午後7時
(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般700(560)円 学生[小学生以上]・65歳以上350(280)円 未就学児無料 土曜日は小・中学生無料
( )内は15名以上の団体
主催者
公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団
協賛・協力等
◎協力―うらわ美術館 小杉放菴記念日光美術館
◎企画協力―公益財団法人日動美術財団
概要
素描を美術の骨子と評した岸田劉生(1891-1929)と、挿絵即ち素描かつ本格的絵画と説いた木村荘八(1893-1958)。習作や下絵として紹介されることの多い素描ですが、彼らの素描には独特の存在感と深い味わいがあり、完成作や彩色画では見ることのできない清新な魅力に満ちています。また、素描にはメモ等の書き込みが残されたものもあり、そこからは作家の思考や人柄も垣間見え、いっそう惹きつけられることでしょう。
岸田劉生は大正期を代表する洋画家であり、神秘的な写実画や愛娘、麗子を描いた作品で知られますが、昭和4年に38歳の若さで亡くなりました。早すぎた晩年には、墨画、日本画にもその才を発揮しています。一方の木村荘八は、劉生と活動をともにした時期を経て、昭和期には洒脱な挿絵で独自の地位を築くことになります。
印象派の影響を受けた白馬会の画塾で出会った二人は、いち早くポスト印象派へ関心を向けると、情熱的な色彩による油彩画を描きましたが、後に素描の重要性を深く認識し、数々の秀作を世に出しました。また、異なる家庭環境ではあるものの、互いに著名な父を持ち、銀座、日本橋両国という商業の中心地で生まれ育った東京人でもあり、江戸文化の理解者でもありました。
本展では、笠間日動美術館、うらわ美術館、小杉放菴記念日光美術館が所蔵する二人の素描、挿絵等を中心とした約200点の作品で、その魅力と二人の画家の交流を紹介します。また、その多くの作品の舞台となった銀座・築地近辺の変容を二人の文章とともに回顧します。
イベント情報
ギャラリートーク(申込不要) 展覧会の概要を解説します。
◎講師/当館館長
◎日時/10月5日(土)、10月6日(日) 午後3時より約30分
◎会場/八王子市夢美術館展示室
◎費用/無料(ただし観覧料が必要です)
◎定員/なし(座席はございません)
◎申込/不要(当日直接会場へ)
ホームページ
https://www.yumebi.com/exb.html
会場住所
〒192-0071
東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
交通案内
●JR線「JR八王子駅」下車北口より 徒歩15分。京王線「京王八王子駅」下車 徒歩18分。

●駅よりバスでご来館のお客様は、バス停「八日町一丁目」で下車してください。
高尾・陣馬方面より バスでご来館のお客様は、バス停「八日町四丁目」で下車してください。
※JR八王子駅北口からは 「6~10」番乗り場、京王八王子駅からは「2、3」番乗り場をご利用ください。ただし、急行バスは止まりません。

●車でご来館のお客様は地下駐車場「八日町夢街道パーキング(有料・割引有り)」が最寄りです。
ホームページ
https://www.yumebi.com
東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
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