タイトル等
福岡市美術館リニューアルオープン記念展
これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレCBE:Flower Power
会場
福岡市美術館
会期
2019-03-21~2019-05-26
休催日
毎週月曜日(ただし、4月29日と5月6日は開館し5月7日[火]休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時30分
※入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1,500円(1,300円)
シルバー 1,000円(800円)
高大生 1,000円(800円)
特別観覧料 一律200円(「これがわたしたちのコレクション」のみ観覧可、当日券のみ)
※中学生以下無料。シルバーは満65歳以上の方。満65歳以上の方はチケット購入時に年齢がわかるものを提示のこと。※( )内は前売りおよび20名以上の団体の割引料金。※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の提示者とその介護者1名および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者は観覧無料
チケットは、ローソンチケット(Lコード:83169)、チケットぴあ(Pコード:769-475)、セブン-イレブン、イープラス・ファミリーマートほか主要プレイガイドにて2月21日[木]から発売開始。
※会期中の電子チケットは当日料金での販売となります。※電子チケットは購入の際に各プレイガイドによって各種手数料がかかる場合があります。ご了承ください。
主催者
福岡市美術館、西日本新聞社、毎日新聞社、TNCテレビ西日本、FBS福岡放送、TVQ九州放送
協賛・協力等
共催|NHK福岡放送局
助成|公益財団法人野村財団、公益財団法人福岡文化財団、グレイトブリテン・ササカワ財団、大和日英基金
協力|ブリティッシュ・カウンシル、西澤株式会社
後援|福岡県、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団、西日本鉄道、九州旅客鉄道
概要
福岡市美術館のリニューアルオープン記念展「これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレCBE:Flower Power」は、コレクション展と企画展という美術館の展覧会活動の両輪をひとつの展覧会としています。リニューアルにより生まれ変わった展示室すべてを用いて、当館の「これからの活動」を示す展示を行います。
コレクション展示室およびギャラリーA~Fでは、「これがわたしたちのコレクション」を開催。当館が誇る日本有数のコレクションを、より多くの方々に知っていただくために、所蔵品の展示をリニューアルオープン記念展の主軸に据えました。当館が40年以上にわたって収集してきた約16,000点のコレクションの中から、代表的な作品約250点を一堂にご紹介する、開館以来、最大規模のコレクション展示となります。
近現代美術コレクションからは、サルバドール・ダリ、ジョアン・ミロ、マルク・シャガール、アンディ・ウォーホル、ジャン=ミシェル・バスキア、草間彌生といった当館のスター的作家の作品の展示をはじめとして、明治期の洋画からポップアート、そして現代美術にいたるモダンアート100年の歴史をたどる内容の展示を行います。
また近年収蔵した同時代の作家の作品もしっかりとご紹介。拡張されたコレクション展示室を生かして、作品の見所を余すところなくお届けします。
古美術のコレクションからは、黒田家伝来の宝物や仙厓の書画など福岡にゆかりの深い作品に加えて、電力王・松永安左ヱ門が蒐集した珠玉の茶道具、さらに中国・朝鮮・東南アジアなどアジア各地の古美術の名品を展示します。また、東光院仏教美術室は寺院をイメージした新たな空間へと生まれ変わりました。重要文化財を多数含む美しい仏像の姿を360度から鑑賞することができます。
室数の増えたギャラリーでは、当館の個性が際立つ5つの特集展示を行います。久留米出身の洋画家で版画も多数制作した「吉田博」、当館が初の回顧展を開催し評価の先鞭をつけた「藤野一友」、戦後の福岡に登場した前衛美術グループ「九州派」、気品あふれる柿右衛門様式の器に代表される「九州古陶磁」、日本の仏教美術の源流をたどる「アジアの仏教美術」を、それぞれまとめて見られる稀有なる機会です。
福岡市美術館のコレクションを、市民や街を訪れるすべての皆様に楽しんでいただきたい。そのために、リニューアル後の最初のチャレンジとして、空前の規模のコレクション室をお届けします。ご期待ください。
タイトルに掲げるFlower Powerとは、「花」と「力」。英国を代表するアーティストであるインカ・ショニバレにとって、花は重要なモチーフであり、長年にわたってさまざまな作品を彩ってきました。青年期までナイジェリアで過ごしたショニバレは、鮮やかな色と奇抜な柄が特徴的な綿布を作品に用いることで知られています。この綿布は「アフリカンプリント」と呼ばれることがありますが、実はインドネシアのバティック(ろうけつ染め)をもとにヨーロッパで製造され、アフリカに根付いたものです。ショニバレは、「…らしさ」という固定観念に疑問を投げかけ、作品を通してその背景に目を向けさせます。
本展は、ショニバレの日本初の個展であり、花をモチーフとした作品を、代表作とともに展示します。今回、福岡市美術館のリニューアルオープンを記念して、桜をテーマとする新作を発表します。華やかでドラマティックな作品群は、その美しさの先にある、驚きと刺激に満ちた体験を与えてくれるでしょう。
当館のほか、日本国内に所蔵される、日本で生産された「アフリカンプリント」のコレクションもあわせて展示します。日本と海の向こうの国々の「交流」の歴史も、ぜひご覧ください。
イベント情報
リニューアルオープンを記念して様々なイベントを開催します。ふるってご参加ください。
参加にあたり、Aお申込みの必要なもの、B有料イベント、C申し込み不要で参加可能なものがございます。
A、Cは参加無料です。ミュージアムホールの定員は180名です。その他の会場の定員は各項目をご覧ください。

A 事前申し込みが必要なイベント ※締切日にご注意ください
A1 インカ・ショニバレ講演会
日時||3月21日[木・祝]午後2時~3時30分
会場||ミュージアムホール
応募締切||3月5日
◇日本初の個展となる「インカ・ショニバレCBE:Flower Power」にあわせて初来日するショニバレ氏に、これまでの活動と作品についてお話しいただきます。※逐次通訳付き

A2 リリー・フランキートークショー
日時||3月24日[日]午後2時30分~4時(予定)
会場||ミュージアムホール
応募締切||3月5日
◇イラストやデザインのほか、文筆、写真、作詞・作曲、俳優など、多分野で活動し、アートにも造詣の深いリリー・フランキーさん。当館副館長、学芸員が聞き手となり、リリーさんにとってのアートとは?に迫ります。

A3 ワークショップ「グーグークッションをつくろう!」
講師||オーギカナエ(アーティスト)
日時||①3月28日[木]②3月29日[金]
いずれも午後1時~4時 ※内容は両日とも同じです。
会場||キッズスペース「森のたね」他
対象||未就学児から小学生の子どもとその保護者
[定員各日子どもと保護者合わせて30人]
応募締切||3月5日
◇新しくなったキッズスペースで、楽しく遊べるクッションをつくろう!

A4 万能グローブガラパゴスダイナモスによる演劇ワークショップ
日時||4月6日[土]午前12時~午後5時(予定)
※昼食を済ませてお越しください。
会場||アートスタジオ[定員25名]
要観覧券、未就学児不可。
応募締切||3月17日
◇本展出品中の作品を題材に、福岡を拠点とする人気劇団「万能グローブガラパゴスダイナモス」による演劇ワークショップを実施します。

A5 神田紅による「松永安左エ門の世界」
日時||4月14日[日]午後2時~3時20分
会場||ミュージアムホール
応募締切||3月17日
◇松永記念館室リニューアルを記念した、人気講談師・神田紅さんによる「松永安左エ門~電力の鬼と呼ばれた陽気なドン・ファン」の公演。講談ワークショップ実施のほか、当館学芸員と「茶人松永安左エ門 美の世界」についても語ります。

[A1~A5への応募方法]
往復はがきまたはメールにて申し込みをお願いします。希望のイベント名(A3は希望日も記入)、参加者全員の氏名(各イベント最大2名まで受付可、A3のみ最大4名まで受付可)、郵便番号、住所、電話番号、A3とA4は参加者全員の年齢を明記のうえ、各イベントの応募締切までに、下記までお申し込みください。
【往復はがき】〒810-0001福岡市中央区天神1-4-1
西日本新聞イベントサービス内
「(イベント名を記入)」係
【Eメール】fam-event@nishinippon-event.co.jp
(件名にイベント名をお書きください)
応募者多数の場合は抽選します。当選者には参加券をお送りします。
※抽選結果は、申込み締切後、「返信ハガキ」又は「メール」でお知らせします。※ご応募いただいた個人情報は、本イベントの連絡にのみ使用します。※ドメイン指定受信を設定されている方はあらかじめ応募先のアドレスからのメールを受信できるよう、設定の変更をお願いいたします。
問合せ||西日本新聞イベントサービス内
「福岡市美術館オープニングイベント」係
TEL:092-711-5491
(平日午前9時30分~午後5時30分)

B 有料イベント ※前売券または当日券をお買い求めください
万能グローブガラパゴスダイナモス 三都市ツアー凱旋公演「溺れるクジラ」 計4公演
日時||4月19日[金]午後7時30分~|4月20日[土]午後2時~/午後6時~|4月21日[日]午後2時~|開場は各30分前
会場||ミュージアムホール
料金||当日券3,500円、前売券3,000円、25歳以下2,000円 ※未就学児入場不可。
チケット取扱い||スリーオクロック(郵送販売)092-732-1688(平日午前10時~午後6時30分)
チケットぴあなど各種プレイガイド。
詳しくは劇団HPへhttps://www.galapagos-dynamos.com/

C 申し込み不要のイベント ※整理券を配布するイベントもあります
C1 映画上映「≒草間彌生 わたし大好き」
日時||3月31日[日]2回上映午前10時~/午後2時~
会場||ミュージアムホール
整理券が必要です。整理券は当日午前9時30分より、ミュージアムホール前にて配布します。限定数に達し次第配布終了。
◇当館所蔵品の中でも人気の高い「南瓜」の作者である草間彌生さん。前衛芸術家として世界的に知られる彼女の創作活動と日常を、1年半に渡って記録したドキュメンタリー映画を上映します。

C2 九州交響楽団メンバーによるコンサート
日時||3月22日[金]、4月28日[日]いずれも午後2時~
会場||ミュージアムホール
いずれも30分前より受付開始。先着順。
◇リニューアルしたミュージアムホールにて楽団メンバーによるクラシック演奏をお届けします。

C3 野村誠コンサート
「ノムラノピアノ×福岡市美術館」
日時||5月18日[土]午後2時~3時30分
会場||ミュージアムホール
30分前より受付開始。先着順。
◇作曲家・音楽家の野村誠さんは2009年に当館でワークショップを開催し、所蔵品にちなんだ21のピアノ曲を作曲しました。これらの曲を中心としたピアノソロコンサートです。

C4 学芸員によるコレクション展示解説
日時||①古美術編|4月7日[日]、4月13日[土]、5月19日[日]
②近現代美術編|3月30日[土]、4月29日[月]、5月11日[土]、5月26日[日]
いずれも午後3時~(1時間程度)
要観覧券。聴講ご希望の方は、開始5分前に、①は1階コレクション展示室(古美術)入り口、②はコレクション展示室(近現代美術)入り口にお集まりください。
◇当館学芸員が、「これがわたしたちのコレクション」の出品作品について、部門別に解説します。

C5 ボランティアによるギャラリーツアー
日時||4月10日より毎日午前11時~/午後2時~(約40分)
要観覧券。聴講ご希望の方は、開始5分前に1階ロビーにお集まりください。
◇当館ガイドボランティアが「これがわたしたちのコレクション」の出品作品の中から数点を選んで解説します。

C6 つきなみ講座
いずれも30分前より受付開始。先着順。
◇毎月1回、当館学芸員が、自身の仕事、展示、研究、関心ごとについて語ります。
①「東光院仏教美術室リニューアル記念徹底解説!東光院のすべて」
講師||錦織亮介(当館館長)、宮田太樹(当館学芸員)
日時||3月23日[土]午後2時~3時45分
会場||ミュージアムホール

②「インカ・ショニバレCBEの活動と作品について」
講師||正路佐知子(当館学芸員)
日時||4月27日[土]午後3時~4時
会場||ミュージアムホール

③「誰もが楽しめる美術館を目指して」
講師||鬼本佳代子(当館主任学芸主事)
日時||5月25日[土]午後3時~4時
会場||レクチャールーム[定員58名]
ホームページ
https://www.fukuoka-art-museum.jp/exhibition/renewalexhibition/
会場住所
〒810-0051
福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
交通案内
(地下鉄)

◎空港線 福岡空港駅から15分、博多駅から10分、天神駅から5分で 大濠公園駅下車、3・6番出口より 徒歩10分。

◎七隈線 天神南駅から8分で 六本松駅下車、2番出口より 徒歩10分。

(西鉄バス)

◎JR博多駅から
・博多バスターミナルより [系統番号13]で 福岡市美術館東口下車、徒歩3分、[系統番号12・113・114・200~204・208]で 赤坂三丁目下車、徒歩5分。

◎天神から
・福ビル前もしくは協和ビル前より [系統番号13・140]で 福岡市美術館東口下車、徒歩3分、[系統番号12]で 赤坂3丁目下車、徒歩5分。

・天神コア前より [系統番号7・200・201・203・204・205・206・208]で 赤坂三丁目下車、徒歩5分。

・警固神社・三越前より [系統番号6・7・113・114・200~206・208]で 赤坂三丁目下車、徒歩5分。 [系統番号6-1]で 福岡城・NHK放送センター入口下車、徒歩3分。

(都市高速)

[西公園ランプ] (唐津方面行きのみ降車可能)で降車、南方向へ車で5分。

[百道ランプ] (東西両方向降車可能)で降車、南東方向へ車で10分。
ホームページ
http://www.fukuoka-art-museum.jp/
福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
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