タイトル等
民俗資料室ギャラリー展示24
だるまで巡るニッポン
―日本全国だるまのかたち―
会場
武蔵野美術大学美術館
民俗資料室ギャラリー[13号館2階]
会期
2017-05-22~2017-07-01
休催日
日曜日 特別開室:6月11日[日]
開催時間
10:00~17:00
観覧料
無料
主催者
武蔵野美術大学 美術館・図書館
協賛・協力等
企画:武蔵野美術大学 美術館・図書館 民族資料室
概要
武蔵野美術大学美術館・図書館 民族資料室では、展覧会「だるまで巡るニッポン―日本全国だるまのかたち―」を開催します。
日本では、だるまは最も身近な縁起物の一つです。だるまを見たことのない人は少しでしょうし、願い事が叶ったら目を入れるということは多くの人が知っているのではないでしょうか。今でも東京都西部の多摩地区や群馬県高崎市をはじめ、正月の時期を中心にだるま市が開かれている地域は全国にあります。
元々だるまは禅宗の祖とされる仏僧である達磨をかたどったものですが、日本では宗派を越えた抽象的な縁起物として、あるいは玩具として様々な形で親しまれてきました。現在では縁起物や願掛けの対象としての性格が強いだるまですが、その赤い色が魔除けの効力を持つと信じられ、信仰的・呪術的な役割を積極的に期待された時代もありました。
また、通常だるまは型に紙を張って作るいわゆる張り子で出来ていますが、木をろくろで挽いて作った玩具や凧などのモチーフとなることも多々あります。それだけ、日本ではだるまが馴染み深く、特別なものだったということもできるでしょう。
武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室では、だるまおよびだるまをモチーフにした資料が600点ほど収蔵しています。これらの資料は日本各地から収集されてきましたが、その形や模様といったデザインは製作地によって様々な特徴を持っており、バラエティーに富んだものとなっています。
本展ではこうした全国のだるまを概観することで、そのデザインの多様性や地域性、あるいは同一性を明らかにします。異なった表情をみせるだるま達を通して、日本のデザインの面白さに目を向けていただければ幸いです。
会場住所
〒187-8505
東京都小平市小川町1-736
交通案内
1. JR中央線「国分寺」駅乗換、西武国分寺線「鷹の台」駅下車 徒歩約18分

2. JR中央線「国分寺」駅北口下車徒歩3分、西武バス「国分寺駅北口入口」発、「武蔵野美術大学」下車すぐ (バス所要時間 約20分)

※お車でのご来館は、ご遠慮下さい。
ホームページ
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/
東京都小平市小川町1-736
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