タイトル等
郷土の美術をみる・しる・まなぶ 2017
写真家 片山攝三 肖像写真の軌跡
会場
福岡県立美術館
4階展示室
会期
2017-02-04~2017-03-20
休催日
月曜日 ただし、最終日3/20[月・祝]は開館
開催時間
10:00~18:00
入場は17:30まで
観覧料
一般 300円(200円)
高大生 140円(100円)
小中生 60円(50円)
*( )内は20名以上の団体料金
*65歳以上の方は特別割引料金200円
*下記の方は無料:身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方及びその介護者/特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方/教員引率による小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の児童・生徒及びその引率者/会期中土曜日来館の小中高生
主催者
福岡県立美術館
協賛・協力等
協力 片山写真館
概要
武者小路実篤、志賀直哉、里見弴、白洲正子、坂本繁二郎、片岡球子、朝倉文夫、鈴木大拙、柳田國男といった文豪、美術家、思想家、学者など昭和の文化史が一望できそうなほどの豪華な顔ぶれ。およそ150名にものぼる肖像写真は、写真家片山攝三(せつぞう)(1914-2005)によって撮影されました。
1912年から福岡市内で続く家業の写真館を営みながらも、60年代頃から主に関東圏に住まう著名な文化人の元を訪れて、各人のアトリエや自宅という創作の現場でその肖像をとらえていました。しかも撮影にまつわる一切の費用は私財によってまかなわれていたのです。当初は、県立中学明善校の同級生であり当時東京国立近代美術館の事業課長を務めていた河北倫明から美術家の紹介を受けたとはいえ、その時代に福岡を拠点としながら、なぜこれほどまでに多くの大家や時代の寵児と呼ばれる人々とカメラ越しに対峙することができたのでしょうか。片山の写真を紐解くためには、写真館における営業写真の真摯な取り組みを見過ごすことはできません。本展では、片山が「芸術家の肖像」シリーズとして発表した文化人の肖像写真を中心に、写真館での活動も併せてご紹介します。片山の肖像写真に対する姿勢とその熱意に迫ります。
イベント情報
事前申込み不要
講演会「片山攝三の写真館」
2.25日[土]|14:00-|4階視聴覚室
講師 岡部るい(当館学芸員)

ピアニスト片山敬子(よしこ)
アフタヌーン・ピアノコンサート
3.11日[土]|14:00-|4階展示室内|要入場券
[片山敬子氏プロフィール]
片山攝三の長女として福岡市に生れる。3歳からピアノを始め、東京芸術大学付属音楽高校、東京芸術大学音楽学部ピアノ科を経て、同大学大学院修了。70年から73年まで渡欧留学、この間ポジターノにてヴィルヘルム・ケンプのマスターコースを受ける。帰国後各地でリサイタルを行う。80年から桐朋学園大学音楽学部講師をつとめ現在東京在住。ゲオルグ・ヴァシャヘリほかに師事。

座談会「私が目にした片山攝三」
片山攝三存命時に深い関わりのあった三名を迎えて、座談会形式で片山の人物像を探ります。
3.12[日]|14:00-|4階展示室内|要入場券
ゲスト 的野恭一氏(山本文房堂取締役会長)
飯田章人氏(片山写真館代表取締役)
柴田眞理氏(片山写真館取締役)
司会 岡部るい(当館学芸員)

担当学芸員によるギャラリートーク
2.11[土]|14:00-/3/4[土]|14:00-
4階展示室内(要入場券)
会場住所
〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神5-2-1 (須崎公園内)
交通案内
【福岡市地下鉄 空港線】
[天神駅]下車 天神地下街「東1b」出口から 徒歩10分

【西鉄電車 天神大牟田線】
[西鉄福岡(天神)駅]下車 徒歩15分

【自動車】
福岡都市高速道路
[天神北]ランプ または [築港]ランプから 3分 (50台駐車可能)

【西鉄バス】
■博多駅■
○[博多駅前A]から 301・302・303・305番等に乗車
[天神北]下車 徒歩5分

○[博多駅シティ銀行前F]から 46番に乗車
[市民会館前]下車 徒歩2分

■天神■
○[天神ソラリアステージ前2A]から 20・80・90番に乗車
[市民会館前]下車 徒歩2分
ホームページ
https://fukuoka-kenbi.jp/
福岡県福岡市中央区天神5-2-1 (須崎公園内)
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