タイトル等
宮本三郎の戦後
―再出発と深まる境地への道
会場
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
会期
2016-08-06~2016-12-04
休催日
毎週月曜日
ただし、9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館
9月20日(火)、10月11日(火)は休館
開催時間
10:00~18:00
最終入館は17:30まで
観覧料
一般 200円(160円)、大高生 150円(120円)、
65歳以上/中小生 100円(80円)
■ 障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき、1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください
■ ( )内は20名以上の団体料金
■ 小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料
概要
洋画家・宮本三郎(1905-1974)の青春時代をご紹介した前会期に続き、本展ではその後半生を、第二次世界大戦の終戦を起点として辿ります。
戦時下も従軍作家として筆を握った宮本は、戦後、あらゆるものごとが覆った状況のなかで、再出発の道を歩み始めます。終戦の前年から身を寄せていた郷里の石川県小松市などにて風景や家族をモデルとした穏やかな日常場面を中心に描く一方、第二紀会(現・二紀会)の設立に携わり、画壇への復帰を果たしました。1948(昭和23)年には四年間の疎開生活を終えて世田谷区の自宅に居を戻し、さらにその四年後には夫人を伴って二度目の欧州旅行へと旅立ちます。50年代半ば頃からは、西洋から日本の美術界に押し寄せた抽象表現の波にもがきつつも、装飾的な画面に艶やかさを湛えた独自の作風を深化せてゆき、やがてはその晩年の到達点ともいうべき絢爛な裸婦像へと辿り着くのでした。
激動の時代にあって、つねに自らの制作と向き合い表現上の実験を重ねた宮本三郎―絶筆《假眠》に至るまで、その絵筆が遺した創造の道筋をご覧ください。
イベント情報
サマー・ワークショップ
世界の紙で色を咲かせましょう!
日時 8月9日(火)、10日(水)、11日(木・祝) 13:00~16:00
(随時受付・事前申込不要)
場所 宮本三郎記念美術館・1階講座室
参加費 1回100円
華やかな紙の切れ端を貼り合わせて、カラフルなワッペンを作ります。
講師・協力 BOX&NEEDLE

3分館リレーギャラリートーク
区内3ヶ所に点在する世田谷美術館の分館で、同日、時間をずらして各館担当学芸員が解説を行います。この機会に分館めぐりはいかがでしょう。
日時 10月8日(土)
11時~ 向井潤吉アトリエ館
14時~ 宮本三郎記念美術館
16時~ 清川泰次記念ギャラリー
※いずれも15分程度、参加費無料(観覧料別途)、事前申込不要
※移動は各自。1館のみでも参加できます
会場住所
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-38-13
交通案内
■電車
東急大井町線・東横線 「自由が丘」駅 下車 / 徒歩7分
東急目黒線 「奥沢」駅 下車 / 徒歩8分
東急大井町線 「九品仏」駅 下車 / 徒歩8分

■バス
東急バス(園02) 世田谷区民会館~田園調布駅 「奥沢六丁目」 下車 / 徒歩1分
東急バス(渋11) 渋谷駅~田園調布駅 「奥沢六丁目」下車 / 徒歩1分
東急バス(園01) 千歳船橋~田園調布駅 「浄水場前」下車 / 徒歩10分

■当館には来館者用駐車場がございません。
お車でのご来館はご遠慮ください。
※障害者の方のための駐車スペースはございます (1台)。
ホームページ
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
東京都世田谷区奥沢5-38-13
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