町立湯河原美術館に平松礼二館が開館してから10周年を迎えることを記念して、昨年12月に平松画伯から40点の作品の寄贈がありました。平成25年に続き2回目の寄贈で、当館の平松作品は合わせて74点(日本画56点、素描等18点)となりました。
今年度末には新寄贈作品を含めた特別展を開催する予定ですが、これに先立ち、未発表作(個展や展覧会に出品していない作品)を中心とした展覧会を企画しました。本展では30号以下の小品が多くありますので、作品を身近に感じられるのではないかと思います。
また同時に、企画展示室では平松画伯が20年にわたり研究テーマとしている「モネの睡蓮」をモチーフにした作品を展示します。当館の庭園に咲く睡蓮と合わせてご鑑賞ください。