タイトル等
江戸に長崎がやってきた!
長崎版画と異国の面影
会場
板橋区立美術館
会期
2017-02-25~2017-03-26
休催日
月曜日(ただし3月20日(月・祝)は開館し、3月21日(火)は休館)
開催時間
9:30~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般 650円/高・大生 450円/小・中生 200円
*土曜日は小・中・高校生は無料で観覧できます
*20名以上の団体割引、65歳以上割引、障がい者割引あり(要証明書)
主催者
板橋区立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
協 賛 ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
特別協力 神戸市立博物館、長崎歴史文化博物館
概要
祝砲を放ちながら長崎港に入港するオランダ船や唐船、ギヤマンの杯や肉料理が並ぶ出島商館員の食卓など、海外との貿易都市である長崎に材を求め、異国趣味に溢れた町の雰囲気を伝える版画があります。江戸中期から約120年間、ご当地長崎で版行され、主に土産物として親しまれた「長崎版画」です。
市中にあった複数の版元が、制作・販売まで一貫して手掛けたこれらの版画には、作者の署名どころか、版元名すらないこともしばしばでした。実態は謎に包まれていますが、西洋画法に秀でた荒木如元や川原慶賀、舶来画を鑑定・模写する唐絵目利まで様々な画人が関わったと推測されています。また、版元・大和屋に入婿した磯野文斎(?~1857)のように、合羽摺を主とした長崎版画の世界に、江戸仕込みの本格的な多色摺で挑み、洗練された作品を世に送り出した絵師もいました。
本展覧会は、長崎版画の源流とされる蘇州版画や、その影響が色濃い初期作品から、報道性を盛り込んだ幕末の作品まで約100点により、長崎版画の多彩な魅力を紹介する近年にはない試みです。さらに、長崎で描かれた異国の面影を感じさせる肉筆作品約30点も展示し、長崎版画を取り巻く諸相を探ります。
イベント情報
▼講演会
いずれも当館講義室にて14:00~15:30、聴講無料、先着100名
・3月11日(土)「長崎版画と異国趣味」
講師:成澤勝嗣氏(早稲田大学文学学術院 教授)
・3月18日(土)「出島の暮らしと描かれたオランダ人」
講師:松井洋子氏(東京大学史料編纂所 教授)
・3月20日(月・祝)「長崎版画入門」(仮)
講師:植松有希(当館学芸員)

▼担当学芸員によるスライドトーク
いずれも当館講義室にて14:00~15:00、聴講無料、先着100名
2月26日(日)、3月12日(日)

▼ワークショップ ひよこ・たぬきアトリエ
3歳~小学生のお子さんとその保護者向けに、版画に関するワークショップを行います。
詳細は決まり次第、当館ホームページに掲載します。
展示替え情報
会期中に一部展示替えあり
ホームページ
http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/ex170225.html
会場住所
〒175-0092
東京都板橋区赤塚5-34-27
交通案内
徒歩

・都営三田線「西高島平駅」下車 徒歩13分

・東武東上線「下赤塚駅」、東京メトロ「地下鉄赤塚駅」下車 徒歩25分


路線バス (所用時間約10分)

・東武東上線「成増駅」北口 2番のりばより
「(増17) 美術館経由 高島平操車場」行き「区立美術館」下車
※東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄成増駅」(5番出口)も利用可。

・都営三田線「高島平駅」西口 2番のりばより
「(増17) 美術館経由 成増駅北口」行き「区立美術館」下車

※美術館を経由しないバスもありますので、乗車前にご確認ください。
※美術館前に停まるバスは1時間に1~2本です。

※下記のバスもご利用いただけます。(下車徒歩5~6分)
・東武東上線「成増駅」北口1番のりばより
「(赤02)赤羽駅西口」行き「赤塚八丁目」下車 (所要時間6分程度)

※コミュニティバス「りんりんGO」もご利用いただけます。


タクシー
・東武東上線「成増駅」北口、都営三田線「高島平駅」西口より約5分
※「新高島平駅」「西高島平駅」には、タクシー乗り場がなく、つかまりにくいため、「高島平駅」からご利用ください。
ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
会場問合せ先
テレフォンサービス 03-3977-1000
東京都板橋区赤塚5-34-27
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