本展では、千葉市美術館のコレクションの「ふたつの柱」ともいえる、江戸絵画と現代美術をあわせて展示します。
展示室では、現代美術、江戸絵画をそれぞれのセクションでご覧いただいたあと、風景をテーマにしたもの、モノクロームの作品、私たちを取り巻く日常を題材にとるものなど、いくつかのテーマに沿って、江戸絵画と現代美術を同じ空間に取り合わせ、お楽しみいただきます。
普段並ぶことの少ない作品同士の競演によって、時を経て大きく変化した美術のかたちを感じていただくとともに、その中でなお変わらないものを考えたり、意外な共通点を見つけたりと、様々な切り口からコレクションを眺めます。
雨の季節、美術館に散歩に出かけるようなくつろいだ気持ちで、作品との出会いをお楽しみください。