タイトル等
春の特別展
偉人に学ぶ実篤の生き方
伝記ものの世界
会場
調布市武者小路実篤記念館
会期
2016-04-29~2016-06-05
休催日
月曜日(祝日の場合は直後の平日)
開催時間
9:00~17:00
観覧料
大人 200円 小・中学生 100円
概要
武者小路実篤は、大正末から昭和11(1936)年頃にかけて、トルストイ、二宮尊徳、井原西鶴、大石良雄、一休、釈迦などをテーマとした伝記小説や評伝を多く執筆しました。実篤研究において、この時期は「伝記時代」などと呼ばれますが、大手雑誌からの原稿執筆依頼が途絶えた「失業時代」とほぼ重なることから、出版社の意向によって人物伝を多く書いたと受動的に位置づけられがちです。
しかしながら、実篤の「偉人」に対する関心はこの時期に特有のものではなく、生涯を通じて見受けられます。「若い時は世界一の人間になりたかった。齢をとってから僕は本当の人間になりたい」と言う実篤にとって、人物を描くということがどんな意味をもっていたのかを探ります。
イベント情報
◆ 読書講座「武者小路実篤の「井原西鶴」を読み解く」
西鶴について、何も知らなかったからこそ書く気になり、結果として文学的に一番こなれた伝記ものになったと自身が語る実篤の「井原西鶴」を、研究者の視点で読み解いていただきます。
日時:5月21日(土) 午後1時30分~3時
講師:瀧田浩氏 (二松学舎大学教授)
会場:実篤記念館
定員:20名 (多数抽選)
参加費:250円 *入場料別途
申込み:往復葉書で5月7日(土)必着。記入事項はHP参照または問い合わせ。

◆ 展示解説
日時:5月13日(金)、5月29日(日) 午後1時30分から45分間程度
解説:石井めぐみ (本展担当学芸員)
申込み:不要。当日、直接展示室へ。 (入場料のみ)
会場住所
〒182-0003
東京都調布市若葉町1-8-30
交通案内
<京王線>
仙川駅 または つつじヶ丘駅下車 徒歩10分

<小田急線>
成城学園前駅より 「調布駅」、または「神代団地」行バス、稲荷前下車 徒歩5分

<お車の場合>
周辺道路が狭いため、中・大型バスをご利用の場合は事前にお問い合わせください。
ホームページ
https://www.mushakoji.org
東京都調布市若葉町1-8-30
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