タイトル等
有田焼創業400年記念 特別展
明治有田 超絶の美
―万国博覧会の時代
会場
公益財団法人 泉屋博古館
会期
2016-09-24~2016-12-04
休催日
月曜 (10/10は開館、10/11 (火)休館)
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時半まで
観覧料
一般 800円(640円) / 学生600円(480円) / 中学生以下無料
20名様以上の団体の方は( )内の割引料金
主催者
公益財団法人泉屋博古館、毎日新聞社
協賛・協力等
後援:佐賀県、有田町
特別協力:世界文化社
協力:有田ポーセリンパーク、香蘭社、佐賀県立九州陶磁文化館
企画協力:西日本新聞社
助成:芸術文化振興基金
概要
江戸時代初期、佐賀県・有田の地において日本で初めて磁器が作られ、国内のみならず、ヨーロッパ各国の王侯貴族を魅了する華やかで精緻な製品を数多く制作してきました。
明治時代に貿易が自由化されると、細やかな絵付けと精緻な技巧を凝らした有田磁器は、1873年(明治6年)開催のウィーン万国博覧会で好評を博し、その後も世界各国で開催された博覧会を中心に絶大な人気を誇りました。巨大な花瓶や再現不可能と言われる細密描写には、当時の職人達の超絶技巧が生み出したわざの美を感じることができます。
国内でも、近代日本初の迎賓施設である延遼館(えんりょうかん)、鹿鳴館(ろくめいかん)や明治宮殿など、国内外のお客様をもてなす場で用いられた有田焼洋食器は、饗宴に華を添えました。器の精巧さ、絵付けの細やかさ、いずれも当時の日本最高峰の技術が凝らされています。
また、明治時代に描かれた有田焼のデザイン画を初公開致します。デザイン画に基づいて製作された作品と共に御覧頂く、大変貴重な機会でもあります。日本で最初の会社組織として注目を集めた「香蘭社(こうらんしゃ)」の歴史、幻と言われた「精磁会社」の名品、明治後期に誕生した「深川製磁」など、明治有田の逸品とともに、本展により、有田の歩みを辿ることが出来るでしょう。明治時代、世界を魅了した華麗なる作品の数々から、明治有田の魅力をご紹介致します。
イベント情報
会期中のイベント (入館券が必要です)
★スペシャル・ギャラリートーク
9月24日(土)15:00~16:00
「明治の大作と細密描写」鈴田由紀夫氏(本展監修者・佐賀県立九州陶磁文化館 館長)
★ゲスト・トーク
10月22日、11月19日(土)15:00~16:00
「香蘭社に秘蔵された図案」森谷美保氏(美術史家・本展コーディネーター)
11月12日(土)15:00~16:00
「宮中晩餐会の食器と精磁会社」長佐古美奈子氏(学習院大学史料館学芸員)

◆ギャラリ―トーク
9月30日(金)、10月14日(金)、11月4日(金)15:00~16:00
ナビゲーター:森下愛子(当館学芸員)

◆ロビー・コンサート
10月2日(日)15:00~16:00 演奏者:藤井黎元氏(津軽三味線奏者)
※当日10:00より入館券をお持ちの方お一人につき1枚、座席指定券付き整理券を配布予定(定員50名)

[関連イベント]
◆研究会 「現在に伝わる明治の超絶技巧(仮)」
日時:平成28年10月17日(月)10:00~17:45(終了予定)
会場:東京文化財研究所地下1階セミナー室

講師:鈴田由紀夫(佐賀県立九州陶磁文化館館長)
原田一敏(東京藝術大学大学美術館教授)
長崎巌(共立女子大学教授)
荒川正明(学習院大学教授)
山崎剛(金沢美術工芸大学教授) など
*10月18日(火)には東京藝術大学大学美術館、泉屋博古館分館の見学会を
予定しています。
*詳細は東京文化財研究所HPをごらんください
http://www.tobunken.go.jp/ich/public/other/201610-01
【お申込み期間】 9月1日(木)~10月3日(月) *事前申込制 定員80名(先着順)
【お問合せ】TEL:03-3823-4926(菊池) Email:mukei@tobunken.go.jp
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハロ-ダイヤル)
会場住所
〒606-8431
京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
交通案内
・市バス 5,93,203,204系統 東天王町下車 東へ200m角
・市バス 32,100系統 宮ノ前町下車 すぐ
■JR・新幹線・近鉄電車/ 京都駅より 市バス 5,100系統
■地下鉄/烏丸線 丸太町駅より 市バス 93,204系統
■阪急電車/ 河原町駅より 市バス 5,203,32系統
■京阪電車/ 三条駅より 市バス 5系統
ホームページ
https://www.sen-oku.or.jp/kyoto/
京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
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