愛知は多くの作家たちが出生・居住した地であり,そういった作家の例として,当館の所蔵作家でもある田渕俊夫,杉本健吉,三岸節子などがあげられます。
また一方で,愛知を描いた作家も多く,愛知を描いた作品は,描かれた場所になじみのある当地域の人々にとっては親しみを感じるものであるだけでなく,他地域の人々以上に,描かれた場所への関心と作品への理解を深めてくれるものであります。
本展では,館蔵品の中から愛知に出生・居住した作家や愛知を描いた作家など,当地域にゆかりのある作家にスポットを当て,彼らの彫刻・陶磁器・絵画など様々なジャンルの作品をご覧いただくことによって,郷土への関心と理解を深めていただくことを目的としています。