タイトル等
注目作家紹介プログラム チャンネル6
国谷隆志
Deep Projection
会場
兵庫県立美術館
ギャラリー棟 1階 アトリエ1
会期
2015-10-29~2015-11-29
休催日
月曜日
(ただし、11月23日(月・祝)は開館、翌24日(火)休館)
開催時間
午前10時~午後6時
金・土曜日は夜間開館 (午後8時まで)
(ただし、11月27日(金)・28日(土)は午後6時まで)
観覧料
無料
主催者
兵庫県立美術館
協賛・協力等
後援:公益財団法人伊藤文化財団、公益財団法人中内力コンベンション振興財団
概要
兵庫県立美術館では、平成22年度より「注目作家紹介プログラム チャンネル」の試みを始め、学芸員が注目する作家の個展を開催してきました。このプログラムは、今日ますます自由に、大胆に、多様になっていきている「私たちの時代」の芸術表現を、いちはやく皆さまに紹介することを目的にしています。6年目を迎える今回は、国谷隆志(くにたに・たかし、1974年生まれ)の個展を開催します。

国谷隆志は、鏡や紙幣、砂時計、羽毛などをモチーフにして、ものの固有性を詩的に増幅させるような作品をつくってきました。なかでも独自に加工したネオン管を、場を取り込んで展示する作品は、彼の興味をよく物語っています。
国谷はまず、ネオン管を熱して息を吹き入れ、連続した膨らみをつくります。そしてそれを配置するにあたり、本来は表に出ない変圧器やコードもあえて一緒に見せます。こうすることによって、構造をあらわにしたネオン管が、サインとしてでも照明としてでもないままで、連なった球状の光をゆらゆらと浮遊させる不思議な空間を生むのです。

本展覧会のタイトル “Deep Projection (深い突起)” は、一見すると逆説的で意味を捉えがたいのですが、実は、展示室の高さと奥行きに国谷がどのように働きかけるかに深く関係しています。会場でぜひ、その意味について考えてみてください。

また、当館所蔵のアルベルト・ジャコメッティ作品に呼応する形で、国谷が継続して制作しているネオン管によるシリーズ《Untitled》の新作の展示も予定しています。
イベント情報
[アーティスト・トーク]
11月1日(日) 午後2時―3時半
レクチャールームにて 聴講無料 (定員100名)
*兵庫県立美術館「芸術の館友の会」共催事業
ホームページ
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/channel6_kunitani/index.html
会場住所
〒651-0073
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
交通案内
■ 阪神 岩屋駅(兵庫県立美術館前)から 南に徒歩約8分
■ JR神戸線 灘駅南口から 南に徒歩約10分
■ 阪急神戸線 王子公園駅西口から 南西に徒歩約20分
■ JR 三ノ宮駅から、神戸市バス(29、101系統)・阪神バス(HAT神戸行)にて約15分 「県立美術館前」下車すぐ
■ 地下駐車場 (乗用車80台収容・有料)
ホームページ
https://www.artm.pref.hyogo.jp/
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
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