タイトル等
特別展―
浮世絵恋物語
~浮いた話のひとつふたつ
Love Storyは、ここから始まった
会場
芦屋市立美術博物館
会期
2015-08-12~2015-11-15
休催日
月曜日 (ただし祝日の場合は翌火曜日休館)
開催時間
10:00~17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般 1000(800)円、大高生 500(400)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額
11月14日(土)、15日(日)は関西文化の日により、どなたでも無料で展覧会をご覧いただけます。
主催者
芦屋市立美術博物館
協賛・協力等
■後援/ 兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、神戸新聞社、NHK神戸放送局、ラジオ関西
■協力/ ジュンク堂書店芦屋店
概要
Love Storyは、ここから始まった

“偶像”のように理想化された人物像は洋の東西を問わず、いつの時代にも絵画化されています。江戸時代の美術を代表する浮世絵版画には、当時の人々が好んだ風貌の人物が数多く描かれ、庶民階層から貴族や姫君に至るまで幅広い人物が題材とされます。
なかでも、歌舞伎役者や町の美女たちが描かれた役者絵、美人画はまさに当世美意識の結晶です。そのような美男・美女が紡ぎだす恋物語は江戸時代文化を物語るもので、当時流行した「仇討ち物」や「心中物」には当時の複雑な男女の恋愛が盛り込まれています。「仮名手本忠臣蔵」や「心中天網島」など、人々の心に訴えかける物語が江戸時代に数多く生み出され、その恋のエピソードが浮世絵にたくみに描写されています。
そもそも「好色」という言葉は、今日ではあまりイメージの良くない言葉で使用されますが、流行の敏感でセンスがよく、言葉遣いも気が利き、人への気遣いも慣れていて、教養があり、芸事にも達者な人物を意味します。江戸時代にはこの“好色”こそが、異性にもてる要素だったのです。
本展では、このような江戸時代の恋愛事情や、当時美しいとされた美男・美女の姿から、物語に盛り込まれた様々な恋のエピソードを幅広く紹介し、江戸時代当時の社会に迫りたいと思います。
イベント情報
●講演会「上方浮世絵の世界」
上方浮世絵の歴史と特徴から江戸時代における上方の文化を解説します。
・日時/ 9月12日(土) 14時~
・会場/ 当館1階講義室
・講師/ 北川 博子氏 (あべのハルカス美術館 主任研究員)
・聴講無料 (要展覧会チケット)
・定員/ 60名 ※事前申込不要、どなたでもご参加頂けます。

●マリンバデュオとピアノ、歌と言葉で紡ぐコンサート
「いにしえの恋物語に魅せられて」
・9月20日(日) 14時~15時30分 (予定)
・会場/ 当館1階 ホール
・参加費/ 無料 (要展覧会チケット)

●講座「浮世絵から読み解く江戸時代の恋物語」
歌舞伎や浄瑠璃などに取り上げられる江戸時代の恋物語と浮世絵との関係を探ります。
・日時/ 10月12日(月・祝) 14時~
・会場/ 当館1階講義室
・講師/ 当館学芸員
・聴講無料 (要展覧会チケット)
・定員/ 60名 ※事前申込不要 どなたでもご参加頂けます。

●ワークショップ「木版画を摺ってみよう」
・日時/ 10月4日(日) 14時~
・会場/ 当館1階体験学習室
・講師/ 長谷川 可奈氏 (木版画作家)
・参加費/ 無料 (要展覧会チケット)
・定員/ 30名 ※要事前申込
・申込方法/ 美術博物館にお電話ください。 (☎0797-38-5432)
・申込締切日/ 9月25日(金) ※定員に達し次第締切。

●シリーズ講座「浮世絵恋物語」 (全4回)
本展の出品作品について各セクションに分けて解説を行います。
・日時/ ○第1回 8月30日(日) 14時~ ○第2回 9月6日(日) 14時~
○第3回 10月31日(土) 14時~ ○第4回 11月15日(日) 14時~
・会場/ 当館1階講義室及び展示室
・講師/ 当館学芸員
・聴講無料 (要展覧会チケット)
・定員/ 60名 ※事前申込不要 どなたでもご参加頂けます。
展示替え情報
※会期中、一部展示替えを予定
ホームページ
http://ashiya-museum.jp/exhibition/exhibition_next/7916.html
会場住所
〒659-0052
兵庫県芦屋市伊勢町12-25
交通案内
◆電車の場合
1: 阪神芦屋駅から 徒歩約15分

2: 阪神芦屋駅・JR芦屋駅・阪急芦屋川駅から
阪急バス「新浜町行き」または「芦屋市総合公園前行き」(31・32・35・36・131系統)乗車、「緑町 (美術博物館前)」停留所下車
(バスのりば)
・阪神 芦屋駅―南側2番のりば
・JR 芦屋駅―北側5番のりば
・阪急 芦屋川駅―南側5番のりば
ホームページ
https://ashiya-museum.jp/
兵庫県芦屋市伊勢町12-25
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