タイトル等
川上澄生 生誕120年・合併10周年記念
木版画の詩人 川上澄生の軌跡Ⅱ
―北海道での収穫―
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
2階展示室
会期
2015-07-11~2015-09-27
休催日
月曜日 (ただし7月20日、9月21日は開館)、7月21日[火]、9月24日[木]
開催時間
午前9時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 300円(200円)、高校・大学生 200円(100円)、小・中学生 100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金、「東武沿線美術館連携事業」共通券割引料金 ※毎週土曜日は小・中学生無料 ※夏休み期間中は鹿沼市内の小・中学生無料
※毎月第3日曜日は鹿沼市内の中学生以下の子どもと同伴のご家族は無料 ※障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料 ※8月29日[土]は洋燈忌記念講演会のため入場無料

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協力館(五十音順)
・足利市立美術館、草雲美術館 ・鹿沼市立川上澄生美術館 ・小杉放菴記念日光美術館 ・佐野市立吉澤記念美術館 ・とちぎ蔵の街美術館
概要
詩情豊かな作風で大正から昭和期の版画界をリードした川上澄生(1895-1972)の生誕120年を記念し、川上澄生の生涯をたどりながらその画業を3期に分けて紹介する企画展「木版画の詩人 川上澄生の軌跡」を開催します。本展はその第2弾となります。
川上澄生は1945(昭和20)年3月に北海道へ疎開し、1949(昭和24)年1月初めに宇都宮に戻るまでの4年弱の間を妻の実家のある北海道で過ごしました。一家は当初、北海道安平 (あびら) 村追分で暮らしましたが、その年の6月に白老 (しらおい) に移りました。終戦直前の8月から苫小牧中学校(現・苫小牧東高等学校)の嘱託教師となり、英語を教えるかたわら創作活動に励みました。北海道では広大な自然やアイヌ風俗といった新たな画題を得、創作意欲を刺激しました。とりわけ樽前山は好んで描いたモチーフであり、北海道時代から宇都宮へ戻ってからも繰り返し描きました。
一方で、北海道の人々との交流も深まり、1945(昭和20)年には全道美術協会の創立会員となりました。また、北海道の詩人や作家、編集者との交流によって、北海道内外の出版物の装幀も数多く手掛けました。北海道での創作活動は、厳しい自然や戦後の限られた物資の中で苦労もありながら得るものも多く、充実したものとなりました。
本展では、北海道疎開によって新たな画境を拓いた意欲あふれる作品を紹介し、ますます充実した川上澄生の創作活動の軌跡をたどります。
イベント情報
■館長と楽しむ作品鑑賞会
日時:7月11日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です

■ギャラリー・トーク (学芸員による作品解説)
日時:8月8日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です
ホームページ
http://kawakamisumio-bijutsukan.jp/index.php?id=103
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
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