タイトル等
夏季・秋季特別企画展
制作の背景
―文覚・デスペア・女―
Struggle is beauty.
―悶えは美に―
会場
碌山美術館
第二展示棟
会期
2015-08-01~2015-11-08
休催日
会期中無休
観覧料
大人 (個人) 700円 (団体(20名様以上)) 600円
高校生 (個人) 300円 (団体(20名様以上)) 250円
小中学生 (個人) 150円 (団体(20名様以上)) 100円
※障害者手帳をお持ちの方は半額になります。
概要
荻原守衛(号:碌山 1879-1910年)の残した傑作《女》(1910年)は、相馬黒光への思いが制作の動機となっています。この作品をより深く理解する上で不可欠なのが《文覚》(1908年)《デスペア》(1909年)の二つの作品です。鎌倉の成就院に自刻像として伝わる木像に、文覚上人の苦悩を見て取り制作した《文覚》、女性の悲しみに打ちひしがれる姿に文字通り絶望(despair)を表わした《デスペア》には、当時の荻原の胸中が重ねられています。最後の作品《女》には、それらを昇華した高い精神性が感じられます。それはまた人間の尊厳の表象にもつながるものとなっています。
個人的な思いを元にして作られた作品が普遍的な価値あるものとなっていることは、百年前の作品が現代の我々の心に響いていることからも容易にうなずくことができます。作品に普遍的価値をもたらした荻原の精神的な深さと芸術の高さ、またそれらの当時における新しさとを、多くの方々に感じ取っていただこうと本企画展を開催いたします。
ホームページ
http://www.rokuzan.jp/hp%20renew/H26kikaku.html
会場住所
〒399-8303
長野県安曇野市穂高5095-1
交通案内
■JR 大糸線・穂高駅下車 徒歩7分
■長野自動車道・安曇野インターから15分
ホームページ
http://www.rokuzan.jp/
会場問合せ先
0263-82-2094
長野県安曇野市穂高5095-1
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