筑豊・田川から九州、山口の美術界の高揚と活性化を図るべく始まり、地元美術界の“今”を見つめ続けてきた英展。今回は九州・山口各県(沖縄を除く)から50名の作家を招待して開催します。今回のテーマは「半径3メートル」。このテーマは田川にゆかりがあり、今回の審査員を務めていただいたグラフィックデザイナー・松永真(まつなが しん)氏が自身のデザインについて語った言葉“半径3メートルの発想”からヒントを得て選定しました。今年もベテランから若手までの幅広い世代の作家の最新作が一堂に集まり、松永氏によって、このなかから賞8点が選ばれました。
「半径3メートル」というテーマを出品作家が、どのように解釈し、どのような作品を生みだしたのか。作家それぞれの個性あふれる作品たちをどうぞお楽しみください。