宮城県芸術協会とカメイ美術館は、芸術協会の創立期から現在に至る芸術祭審査員の作品展を「草創期の10人」、「継承する力」、「自立の様相」、「個の展開」と、昭和39年から63年の芸術祭賞受賞作品展を「光芒の昭和」と題し、平成21年度(2010年)より5年に渡り開催してまいりました。
それを引継ぎ、今年度より2部構成で平成元年からの宮城県芸術祭賞受賞作品展を開催いたします。
芸術祭賞は、毎年滞りなく日本画・洋画双方より1名ずつ選抜され、平成に入ってからも重複を除き40名の受賞者を輩出してまいりました。本展では、平成元年から13年までの受賞作品を展示いたします。
平成の時代となり27年、多様な造形価値に彩られた芸術協会絵画部の前半13年の変遷をご高覧いただきたいと存じます。
なお、都合により一部、授賞作以外の同時期に制作した作品を展示しております。