タイトル等
平成26年度 秋の特別展
父・実篤の周辺で
~家族の物語~
会場
調布市武者小路実篤記念館
会期
2014-11-01~2014-12-07
休催日
11月4・10・17・25日、12月1日
開催時間
9:00~17:00
概要
武者小路実篤は、38歳で初めて子どもを得ます。我が子のかわいさに、実篤は風呂を焚いて入れ、抱いてあやし、日記に「親馬鹿」そのままの詩を書くほどでした。その後、次女・三女が生まれ、三人の娘の父となります。
風貌や文学の傾向から謹厳なイメージの実篤ですが、家族への手紙や、安子夫人のスケッチ、三女・辰子さんのエッセイから、子どもと一緒にふざける楽しいパパだったことが分ります。孫が生まれると、孫に対しても遊んだりからかったりする面白いおじいちゃんでした。
子や孫との親密な家族生活を経験して、実篤の生活観・家族観も変化し、それは文学作品にも投影されています。親の視点が加わり、子世代を主人公とした作品も現れ、また娘たちに接したことで、作品に描かれる女性像も広がりました。
本展覧会では、武者小路実篤の人として、家庭人としての素顔を取り上げるとともに、家族の歴史が実篤文学にどのように表現されたかをご紹介します。
イベント情報
11/16 (日) 講演会「祖父・武者小路実篤の思い出」
講師:武者小路知行氏 (一般財団法人調布市武者小路実篤記念館評議員)
日時:13:30~15:00
会場:調布市東部公民館 (京王線仙川駅より徒歩8分)
申込み:往復葉書で11月2日(日)必着 ※記入事項はHP参照、または問い合せ。多数抽選。

展示解説
日時:11月9日(日) 13:30~14:30
解説:伊藤陽子 (本展担当学芸員)
申込み:不要。当日、直接展示室へ。(入場料のみ)
会場住所
〒182-0003
東京都調布市若葉町1-8-30
交通案内
<京王線>
仙川駅 または つつじヶ丘駅下車 徒歩10分

<小田急線>
成城学園前駅より 「調布駅」、または「神代団地」行バス、稲荷前下車 徒歩5分

<お車の場合>
周辺道路が狭いため、中・大型バスをご利用の場合は事前にお問い合わせください。
ホームページ
https://www.mushakoji.org
東京都調布市若葉町1-8-30
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