ハラ ミュージアム アークの本館である原美術館は、1979年12月、東京都品川区にオープンしました。この冬、開館35周年を迎えるにあたり、これまでの活動の軌跡を振り返り、これからを展望する機会として、東京と群馬の両館でコレクション展を同時開催する運びとなりました。
当館の収蔵作品は、かつて両館いずれかで開催された企画展から選び抜かれたものや、今後のさらなる交流や活動の展開を希求して入手した珠玉の作品群となっています。
今回、ハラ ミュージアム アークにおいては「海外交流の軌跡」と題し、
ヨーロッパ、北中南米、アジア、オセアニア、アフリカと、世界のアートシーンの第一線で活躍中の作家たちによる表現の数々を、ハラ ミュージアム アーク設立の1988年以降に制作された作品を中心にご紹介いたします。