タイトル等
特別展
国宝 名物日向正宗 (めいぶつ ひゅうが まさむね)
―三井記念美術館と小松コレクションの名刀―
これを見ずに<名物>は語れない!
会場
ふくやま美術館
2階常設展示室
会期
2014-10-11~2014-12-07
休催日
月曜日 *ただし10月13日(月)、11月3日(月)、4日(火)、24日(月)は開館、10月14日(火)、11月25日(火)は休館
開催時間
午前9時30分~午後5時
*ただし11月7日(金)、8日(土)、14日(金)、15日(土)は午後7時まで
観覧料
一般 600円(500円)、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
次の方は無料です。証明となるものを各受付にご提示ください。
●社会福祉施設に入所されている方。
●65歳以上で、福山市、府中市及び神石高原町に在住の方。
●障がい者およびその介護者の方。
主催者
(公財)ふくやま芸術文化振興財団ふくやま美術館、文化庁、福山市教育委員会、中国新聞備後本社
協賛・協力等
特別協力:三井記念美術館
協賛:株式会社小松安弘興産
概要
日本刀剣史上最高の名工と讃えられ、また名刀の代名詞としても広く知られる刀工、正宗 (まさむね)。鎌倉時代末期の相州鎌倉で活躍した正宗は、新藤五国光に学んで煌めく鋼の微粒子「沸 (にえ)」の表現を追求し、力強く美しい相州伝 (そうしゅうでん) の作風を完成させました。
本展でご紹介する国宝《短刀 無銘正宗(名物日向 (ひゅうが) 正宗)》は正宗の代表作として名高く、福山藩初代藩主・水野日向守勝成(1564~1651)が所持したことでも知られています。勝成誕生450年を迎えるこの秋、およそ380年ぶりにゆかりの地福山に里帰りします。
このほか、豊臣家五奉行の一人・前田玄以が所持した国宝《名物徳善院 (とくぜんいん) 貞宗》、加藤清正の愛刀であった重要文化財《刀 銘国広(加藤国広)》をはじめとする三井記念美術館所蔵の名刀の数々を、ふくやま美術館寄託の小松コレクションと併せて展観します。平安時代末期から桃山時代に相州、備前、京など各地の名工が生んだ至高の名刀23口(国宝9口、重要文化財13口、重要美術品1口)の競演を心ゆくまでご堪能ください。
イベント情報
(1)記念講演会・対談
日時:2014年10月11日(土) 午後2時~午後3時30分(午後1時開場)
会場:ふくやま美術館1階ホール 定員150名(先着順) 聴講無料
[1部] 演題:「相州伝への挑戦」
講師:三上貞直氏 (全日本刀匠会会長・広島県無形文化財「日本刀製作技術」保持者)
[2部] 対談:「正宗の魅力」
対談者:三上貞直氏×原田一敏氏 (東京藝術大学大学美術館教授)

(2)フロアレクチャー
日時:12月7日(日) 午後2時~ ※当日の観覧券が必要です。
講師:原田一敏氏 (東京藝術大学大学美術館教授)

(3)ギャラリートーク
日時:10月25日(土)、11月8日(土)、23日(日)
各日午後2時~ ※当日の観覧券が必要です。
担当学芸員が展示の見どころを解説します。

(4)ナイト・ギャラリートーク
日時:11月7日(金)、8日(土) 各日午後5時~ ※当日の観覧券が必要です。
担当学芸員が展示の見どころを解説します。

(5)刀の裏側大公開!
一部の展示作品の指裏 (さしうら) (短刀・刀の裏)を期間限定でご覧いただきます。
・10月21日(火)~11月2日(日)
国宝《短刀 銘左/筑州住(太閤左文字)》、重美《短刀 無銘正宗(名物豊後正宗)》
・11月3日(月)~16日(日)
国宝《脇指 無銘貞宗(名物徳善院貞宗)》、重文《脇指 朱銘貞宗/本阿(名物朱判貞宗)》
・11月18日(火)~30日(日)
国宝《短刀 無銘正宗(名物日向正宗)》、重文《刀 無銘伝来国光》
ホームページ
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/32968.html
会場住所
〒720-0067
広島県福山市西町2-4-3
交通案内
●JR福山駅北口から西へ約400m
●山陽自動車道「福山東I.C」から車で西へ約20分
ホームページ
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/
広島県福山市西町2-4-3
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