本展覧会では江戸と現代の作家が捉えた、東海道をめぐる人々をテーマにした作品を紹介します。
歌川広重の『五十三次』(通称 人物東海道)56点、歌川派を代表する広重、三代豊国、国芳の合作『東海道五十三對 (とうかいどうごじゅうさんつい)』55点と共に、英国人作家カール・ランダルの『東海道ハイウェイ』14点を展示します。『東海道ハイウェイ』は、広重がかつて歩き、繰り返し描いた「東海道」を再び辿りながら、そこに生きる現代の人々の肖像を描き記録したシリーズです。そこには古今を問わず日本社会の断面が表現されています。