タイトル等
「日本画滅亡論」を超えて
挑戦する日本画展
1950~70年代の画家たち
会場
名古屋市美術館
会期
2014-07-05~2014-08-24
休催日
毎週月曜日(7月21日は開館、7月22日は休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
金曜日は―午後8時(入場は30分前まで)
観覧料
一般 (当日) 1,200円 (割引) 1,100円 (前売・団体) 1,000円
高大生 (当日) 700円 (割引) 600円 (前売・団体) 500円
小中生 無料
(団体割引料金は20名以上に適用)
◎前売券は主要プレイガイド、チケットぴあ[Pコード766-212]、ローソンチケット[Lコード48007]、セブンイレブン[セブンコード030-857]等主なコンビニエンスストアでお求めいただけます。(発売は7月4日[金]まで) ◎身体等に障害のある方、および付き添いの方には割引制度があります。手帳をご持参のうえ、窓口にてお問い合わせください。 ◎名古屋市交通局発行の「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」を当日利用して来館された方は、100円割引。 ◎「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で団体料金が適用されます。 ◎いずれも他の割引との併用はできません。 *「挑戦する日本画」展入場券で常設展もご覧いただけます。
主催者
名古屋市美術館、中日新聞社
協賛・協力等
後援=愛知県・岐阜県各教育委員会、名古屋市立小中学校PTA協議会
協力=京都市美術館、名古屋市交通局
概要
「日本画」は、幕末にヨーロッパから移入された油彩画すなわち「西洋画」に対して、日本古来の伝統を継承する絵画の総称として、明治期に誕生しました。これ以降、日本の近代化が進むなかで、狩野派、琳派に代表される江戸美術を基礎にしながら、ヨーロッパの近代美術の影響を受けて、「近代の日本画」は形成されていきました。
しかし、第二次世界大戦後、激動する日本社会の現実に対応できない「近代の日本画」に対する批判として「日本画滅亡論」が登場しました。この逆風のなかで、意欲的な日本画家たちは時代状況を踏まえながら、古今東西の美術を学ぶことで、「日本画」の革新に取り組みました。新しい時代の新しい「日本画」への多彩な挑戦が行なわれ、「現代の日本画」が創造されていったのです。
本展では、戦後一九五〇年代から一九七〇年代において、新しい日本画の創造に「挑戦する日本画」の代表作を集成して、日本画がいかにして「現代化」されたのかを再検討するものです。日展(堂本印象、福田平八郎、徳岡神泉、東山魁夷、杉山寧、髙山辰雄など)、院展(岩橋英遠、片岡球子、平山郁夫など)、青龍社(川端龍子、横山操など)の代表作家をはじめ、戦後に誕生した革新的なグループである創造美術から創画会(福田豊四郎、広田多津、加山又造など)、前衛的なパンリアル美術協会(三上誠、星野眞吾など)やケラ美術協会(岩田重義など)、そして从会(中村正義など)や現代美術の作家(桑山忠明、李禹煥)まで、総計50作家の作品77点を紹介します(一部展示替えがあります)。
21世紀を迎えた日本において、空前の江戸美術ブームを背景に、若い画家たちの「現在の日本画」に対する関心も高まっているなか、「現代の日本画」の面白さを再発見することのできる絶好の機会になりますので、ご期待ください。
イベント情報
◎記念講演会:2014年7月13日[日] 午後2時~
演題「日本画の生命力」
講師 吉田俊英 (豊田市美術館・館長)

◎展覧会解説会:7月20日[日] 午後2時~
8月10日[日] 午後2時~
演題:「日本画はいかにして現代化されたのか」
講師:山田 諭 (名古屋市美術館・学芸員)
展示替え情報
*前期・後期で一部展示替えがあります。
前期:7月5日[土]―8月3日[日]
後期:8月5日[火]―8月24日[日]
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/2014/chosen/
会場住所
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
交通案内
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩8分
地下鉄鶴舞線「大須観音」下車、2番出口から北へ徒歩7分
地下鉄名城線「矢場町」下車、4番出口から西へ徒歩10分
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
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