ルイ・ヴィトン社の「モノグラム」をモチーフにした作品で構成する展覧会です。
商標管理に厳しいルイ・ヴィトン社の日本の家紋をヒントにしたと言われる「モノグラム」は、何故これまで多くのアーティストが作品に取り入れてきたのでしょうか。高級ブランドとしての一般認識に留まらず、もはや現代のイコンと言われるほど魅力があるのかもしれません。残念ながら、ルイ・ヴィトン社からの公認を得られなかった作品ばかりではありますが、否、だからこそ、そのフェアユースかどうかの専門家の判断も含めて、改めて社会に問いたいと考えています。(岡本光博/KUNST ARZT)