タイトル等
野口哲哉展
―野口哲哉の武者分類 (むしゃぶるい) 図鑑―
会場
練馬区立美術館
会期
2014-02-16~2014-04-06
休催日
月曜日
開催時間
10:00~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般 500円/高・大学生および65~74歳 300円
中学生以下および75歳以上無料
その他各種割引制度あり
主催者
練馬区立美術館/朝日新聞社
概要
1980年生まれの野口哲哉 (のぐちてつや) は、樹脂やプラスチックなど、現代的な素材を駆使して古びた姿の鎧武者を造形し、それらの織りなす嘘とも現実ともつかない魅力的な世界観を構築する美術家です。南蛮渡来のシャネルのマークを家紋とした甲冑を身にまとった紗錬家 (しゃねるけ) の武者像「シャネル侍着甲座像」がある一方で、兜に付いたプロペラ型の立物で空中を浮遊する武者の絵画作品「ホバリングマン 浮遊図」は当時あたかもそんな武者がいたかのように、巧妙に古びた画面を演出しています。野口の作品世界の大半は、侍をモチーフにしながらも、実際には存在しない、彼曰く“でっちあげ”の世界なのですが、サムライ、甲冑への知識に裏付けられた空想世界は実に豊かで、史実とのはざまを行き来するユニークで独創的なものとなっています。加えて、甲冑の表現の正確さや、サムライたちの立ち振る舞いは、格好良さの中にも常に滑稽さや哀しさが漂っており、その姿は日々の暮らしを送る私たち現代人とどこか通じるものがあります。
作家はまだ30代半ばで活動期間は短いとはいえ、コレクターは国内外に及び、展覧会出品作、個展での評価も高く、今まさに注目される作家の一人です。
一貫して鎧武者をモチーフに制作する野口の新作を含めた全作品約90点を中心に、彼の発想の原点となった古今の美術作品や写真、グラフィックデザインなどを併せて展示し、野口の武者世界を紹介する初の個展となります。
イベント情報
①ゲスト×アーティスト トーク (事前申込不要)
・野口哲哉と3人のゲストによる対談
山田五郎 (評論家) × 野口哲哉
2月21日(金) 16:00~
山下裕二 (明治学院大学教授) × 野口哲哉
3月8日(土) 15:00~
諏訪敦 (画家) × 野口哲哉
3月22日(土) 15:00~
*美術館中央ロビーで行います。展覧会チケット (当日券のみ) が必要となります。

②記念講演会
・講演会と野口哲哉との対談
〔演目〕「合戦場での目立ち方―甲冑と旗と陣羽織について」
〔講師〕藤本正行 (國學院大學兼任講師)
〔日時〕2月22日(土) 15:00~16:30
〔会場〕美術館 1F 視聴覚室
*応募抽選により中学生以上の70名様限定です。
入場に際しては展覧会チケット (当日以外の半券でも可) が必要です。
(申込〆切2月7日必着)

③読み語り (貫井図書館共同主催)
・銀河万丈 (声優) による読み語り
〔日時〕3月1日(土) 15:00~16:30
〔演目〕菊池寛「形」ほか
〔会場〕美術館 1F 視聴覚室
*応募抽選により中学生以上の70名様限定です。
入場に際しては展覧会チケット (当日以外の半券でも可) が必要です。
(申込〆切2月14日必着)

④記念コンサート (事前申込不要)
〔演奏〕前田善彦 (チェロ)・塚田誠 (ピアノ)
〔日時〕3月16日(日) 15:00~16:00
〔会場〕美術館中央ロビー

②、③の応募方法
応募は往復ハガキかEメールで、一つのイベントにつき1通のハガキ・メールを出して下さい。
②「2月22日・講演会」③「3月1日・読み語り」とそれぞれ明記し、参加者全員の住所・氏名 (ふりがな)・年齢・電話番号を記入してご応募下さい。1通につき2名様まで申込可。
宛先:〒176-0021 練馬区貫井1-36-16 練馬区立美術館
Eメール:museum@city.nerima.tokyo.jp
巡回等情報
巡回予定
4月19日~7月27日 アサヒビール大山崎山荘美術館 (京都)
ホームページ
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/noguchi14.html
会場住所
〒176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
交通案内
【鉄道】
西武池袋線 「中村橋」駅 徒歩3分
※改札は1か所です。改札を左に出て、線路沿いの道を石神井公園駅方面に130メートル先の右側です。

都心からも意外に近い!
・池袋駅から 16分 (西武池袋線 各駅停車利用)
・渋谷駅から 約30分 (東京メトロ副都心線直通 急行利用)
・有楽町駅から 約40分 (東京メトロ有楽町線直通 各駅停車利用)
・六本木駅から 約40分 (都営大江戸線利用、練馬駅で乗換)

【バス】
関東バス 「中村橋」停留所より 徒歩5分
・阿佐ヶ谷駅北口~中村橋 【阿01】系統 終点
・荻窪駅北口~中村橋 【荻06】系統 終点
・荻窪駅北口~練馬駅 【荻07】系統 「中村橋」下車
ホームページ
https://www.neribun.or.jp/museum.html
東京都練馬区貫井1-36-16
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