タイトル等
宇治野宗輝
ポップ/ライフ
会場
彫刻の森美術館
本館ギャラリー
会期
2013-03-23~2013-07-15
休催日
年中無休
開催時間
9:00~17:00
入館は16:30まで
観覧料
大人1,600円/シニア(65才以上)、大・高校生1,100円/中・小学生800円
※団体割引・障害者割引あり ※シニア・学生の方は証明書をご提示ください。
※毎週土曜日はファミリー優待日(保護者1名につき小・中学生5名まで無料)
主催者
彫刻の森美術館(公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団)
協賛・協力等
後援▶箱根町/箱根町教育委員会/フジサンケイグループ
協賛▶株式会社 造景社
協力▶山陽印刷株式会社/株式会社 山本現代/有限会社 駒自動車工業
概要
彫刻の森美術館は、現代の新しい美術表現を紹介するシリーズの第4回として、『宇治野宗輝 ホップ/ライフ』展を開催します。
宇治野宗輝(1964年生まれ、東京藝術大学美術学部工芸科卒)は、90年代より、装飾トラックの電飾や電動ドリルなどの電気製品を用いて、『Love Arm(ラヴ・アーム)』シリーズをはじめとするサウンド・スカルプチャーを制作し、数々のライヴ・パフォーマンスを披露してきました。その発展形である『The Rotators(ザ・ローテーターズ)』プロジェクトでは、DJ用ターンテーブルに細工を施したレコード盤をのせた「ローテーターヘッド」と、それに接続する一連のモーター駆動の家電製品による自動リズム演奏装置を制作しています。
こうした作品には、騒音楽器を考案した未来派のルイージ・ルッソロや、工業化社会における自然主義的な視点で時代のリアリティを見いだそうとしたネオダダの影響を見ることができるかもしれません。しかし、工業化社会が成熟すると、世界を席巻していったのは狂乱の大量消費社会でした。そうした時代の只中に育った宇治野は、産み落とされた数々の製品をつなぎあわせ、「大量消費社会の自然主義」ともいえる世界観を構築しています。世界はさらに変貌し、私たちを支えて来た近代の物質文明の限界と終焉を予感させる現在、享楽と批評が同居する宇治野の作品は、過去を調査して再構築する中から未来のアートを作るヴィジョンを抽出するための実験といえます。
『Love Arm』シリーズや『The Rotators』プロジェクトの代表作とともに、自動車を使った大型作品の新作を発表する本展は、10年以上に及ぶ宇治野の活動の集大成となります。
イベント情報
UJINO POP/LIFE LIVE
4月27日(土)11:00~/14:00~(各30分)
出演◎UJINO AND THE ROTATORS
ジューサーやドリル、ドライヤーのモーター音を増幅し、思わず体が動き出すような強烈なダンスビートを奏でます。

アーティスト・トーク
3月30日(土)/5月25日(土)13:30~
作家が作品を操作しながら、作品解説を行います。
ホームページ
http://www.hakone-oam.or.jp/ujinopoplife/
会場住所
〒250-0493
神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
交通案内
電車・バスをご利用の場合
[電車]
小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分

[バス]
小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山バス、伊豆箱根バス「二の平入口」下車、徒歩5分
箱根登山観光施設めぐりバス「彫刻の森美術館」下車

お車をご利用の場合
■東京方面より
東名 厚木IC→小田原厚木道路→国道1号線→宮ノ下交差点左折
→強羅方面右折→県道723号線、約500m

■御殿場方面より
東名 御殿場IC→国道138号線→宮ノ下交差点右折→国道1号線
→強羅方面右折→県道723号線、約500m
ホームページ
https://www.hakone-oam.or.jp
神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
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