タイトル等
シャガールのタピスリー展
マルク・シャガールとイヴェツト・コキール=プランス
二つの才能が織りなすシンフォニー
会場
渋谷区立松濤美術館
会期
2012-12-11~2013-01-27
休催日
12月17日(月)、25日(火)、29日(土)~1月3日(木)、7日(月)、15日(火)、21日(月)
開催時間
午前10時~午後6時
毎週金曜日は午後7時まで(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般300円(240円)、小中学生100円(80円)
( )内は10名以上の団体料金 60歳以上および障がい者の方(付添い1名を含む)は無料
毎週土曜日は小中学生無料
主催者
渋谷区立松濤美術館
協賛・協力等
□協力 AOKIホールディングス/JAPAN AIRLINES
□特別協カ メレット・メイヤー □企画協力 株式会社キュレイターズ
概要
20世紀を代表する巨匠マルク・シャガール(1887-1985年)。シャガールは、一枚の絵画を完成させるために、数十枚のスケッチやドローイングを残していますが、それ以外にも、コラージュやタピスリー、テキスタイル、ステンドグラス、陶器などといった様々な手法を用いた作品を残しています。それらの手法から得られた色彩や構図は、そのまま自身の絵画世界へと還元され、より魅力的で豊潤な世界を生み出すようになったのです。
そこで本展では、シャガールの世界観を形成した「サーカス」や「花束と人物」、「色の分割」、「おんどりと恋人たち」「地中海の青」などのいくつかのテーマに沿って、シャガールが試みた様々な手法の中から、特にタピスリーを中心に、油彩や版画を織り交ぜながら、そこに表現された世界を紹介します。
このタピスリーを制作したのは、シャガールが最も信頼したタピスリー作家のイヴェット・コキール=プランス(1928-2005年)です。イヴェットが紡ぎだしたタピスリーは、シャガールの絵画に表れている本質を失うことなく、色彩やリズム、大胆な構図がそのままうつしとられ、時にはシャガールによる絵画以上に、「シャガール」そのものを体現しているといえます。このことはシャガール自身が認めていることであり、二人のアーティストが試みた新たな表現世界の成果でもあります。
このタピスリーを中心とした本展では、シャガールとイヴェットという二人が織りなす素晴らしき表現の世界を、私たち自身が体感する大変貴重な機会となり、新たなシャガールの魅力の発見にもつながることでしょう。
イベント情報
□記念講演会
1月12日(土)午後2時から
荒屋鋪透氏(ポーラ美術館館長)
「シャガールと旅する」

□記念ギャラリートーク
12月24日(祝・月)午後2時から
石井美恵氏(染織修復家)
「シャガールのタピスリーの技法について」

□担当学芸員によるギャラリートーク
12月21日(金)、1月11日(金)、18日(金)
それぞれ午後2時から

□美術映画会
1月13日(日)午後2時から
「ピカソ 若き日の天才画家」ほか
会場住所
〒150-0046
東京都渋谷区松濤2-14-14
交通案内
[電車]
京王井の頭線 神泉駅下車 徒歩5分

JR・東急電鉄・東京メトロ 渋谷駅下車 徒歩15分

[バス]
ハチ公バス
「松濤美術館入口」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)
「東大前」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)

東急バス
渋55「東大前」下車 徒歩2分

京王バス
渋60・61「東大前」下車 徒歩2分
渋60・61「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

都営バス
渋66「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

※駐車場はございません。
ホームページ
https://shoto-museum.jp/
東京都渋谷区松濤2-14-14
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