~絵本に息づく悠久の歴史と文化~ 中国の絵本を見に行こう!
日中両国間の文化交流には、長い歴史があり、日本は、古来より隣国中国から多くの影響を受けています。戦後、欧米の絵本の刺激を受けながら、発展した日本の絵本のルーツは絵巻物に求めることができますが、日本の絵巻物のもとになったのは、中国の画巻です。
近年、目覚しい経済発展を遂げる中国では、日本を含め、海外の優れた絵本が数多く翻訳、出版され、年々絵本への関心が高まりつつあります。同時に、絵本という中国では比較的新しい芸術表現に意欲的に取り組む国内の作家も増え、絵本としてのジャンルが徐々に確立してきました。画家たちは、自国の長い伝統と文化を踏まえつつ、魅力的な絵本をつくりだしています。
日中国交正常化40周年を記念し、中国の絵本画家展を開催します。7名の画家の個性豊かな作品をご覧ください。