タイトル等
中原浩大 Drawings 1986-2012
コーチャンハ、ゴギガ?
会場
伊丹市立美術館
会期
2012-09-22~2012-11-04
休催日
月曜日[ただし10月8日は開館、10月9日は休館]
開催時間
午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
観覧料
一般500[400]円/大高生250[200]円/中小生100[80]円
*[ ]は、団体割引料金*無料観覧日11月3日[土](開館記念日/関西文化の日)
*兵庫県内の子どもはココロン・カード、クローバー・カードなどの呈示にて入場無料
*4市1町[伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町]の高齢者割引有[平日は60歳以上、土日祝は65歳以上]
主催者
伊丹市立美術館[公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市]
協賛・協力等
協賛=SHISEIDO
協力=株式会社ノマル
概要
中原浩大(1961年生まれ)は、現代美術のなかでもひときわ異彩を放つアーティストです。しかし、表現に対するストイックな姿勢ゆえに寡作となり、その実像はあまり知られていません。1980年代半ば、大学在籍中から、「頭のなかのイメージをそのままざくっと取り出してきた」具象とも抽象ともつかない立体造形により、“関西ニューウェーブ”を代表する作家として注目を集めました。活躍の場は瞬く間に海外にまで広がり、1993年にはヴェニス・ビエンナーレのアベルト部門に選出されます。
時代の先駆者として駆け抜けた10年あまりの歳月。その間に発表された作品は、実に多種多様です。大理石やブロンズなど従来の彫刻素材によるもの、床を覆い尽くす毛糸の編み物、13万個ものレゴブロックを使った巨大モンスター、そしてアニメのフィギュアを用いた作品。これらはその革新性とともに今なお語り継がれ、若手アーティストに多大な影響を与えています。
こうした創作活動の一方で、中原は綿々と“ドローイング”を続けてきました。日常のなかで引掛ったもの、響いたものをただ紙の上に描きとめるだけの、いわば中原自身が触媒と化す営み。それは本能に近い特別な存在として、作品制作とは別の次元に位置づけられています。「“迫害や試練のないままのお絵描き”行為として温存し生き延びている」と自ら語るように、ドローイングには「生(なま)の感覚」を追い求める、原初的な中原浩大像が刻印されているのではないでしょうか。
当館所蔵の最初期の作品を機に企画された本展では、新作を含め多数の未発表作品を紹介し、20年以上におよぶドローイング行為の全貌に迫ります。
イベント情報
[関連企画]
ボディ・ドローイング
自分にドローイングするってどんなかんじ?自分の体に思いのままに落書きしてみるワークショップです。
日時=2012年10月7日[日]午後2時-4時/講師=中原浩大/会場=美術館1F講座室/自由参加[ただし席数に限りがあります]/参加無料[要観覧券]

対談「コーちゃんは、ゴギガ?」
学生時代から中原浩大を知る石原友明氏との対談。時代を牽引してきた二人が“ドローイング”について語り合います。
日時=2012年10月21日[日]午後2時-3時30分/出演=石原友明[美術家]×中原浩大/会場=美術館1F講座室/定員=100名[先着順]/聴講無料[要観覧券]
ホームページ
http://artmuseum-itami.jp/jp/category/exhibition/upcoming_exhibition/
会場住所
〒664-0895
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
交通案内
阪急伊丹駅より徒歩北東へ約9分/JR伊丹駅より徒歩北西へ約6分/阪急バス伊丹中央停留所より徒歩北へ約3分
ホームページ
https://itami-im.jp/
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
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