タイトル等
沈祟道個展『毛沢東肖像画』
会場
東京画廊+BTAP
会期
2012-09-08~2012-09-29
概要
この度東京画廊+BTAPでは沈崇道個展『毛沢東肖像画』を開催いたします。本展では沈が生涯描き続けてきた毛沢東の肖像画12点を展示いたします。

沈崇道(1938年-)は1963年に浙江美術學院(現中国美術学院)油絵学科を卒業し、同年上海美術設計公司に入社します。上海美術設計公司は当時、共産党幹部の肖像画の制作が厳しく制限される中、北京美術公司と並んで唯一製造を許されていました。沈は入社後肖像画の制作に携わり、中でも機密性が極めて高い当時の国家主席・毛沢東の肖像画を担当した数少ない画家の一人となります。

文化大革命の時代、毛沢東思想は中国の精神的支柱となり、毛沢東のイメージは国民の崇拝対象となりました。沈の手がけた肖像画は政府機関の公会堂や大学の講堂など、権威のある場所に次々と設置されます。また1963年から1978年までの15年間、沈は上海人民広場の上海市政府庁舎に設置される高さ9メートルの毛沢東肖像画の制作を任されるなど、公的芸術の作家として最高の栄誉に浴します。

1978年の改革開放は社会に劇的な変化をもたらし、沈も大きな節目を迎えます。共産党政府のプロパガンダ戦略が変わり、毛沢東の肖像画の需要が減る中、肖像画制作部門が再編されます。そして時代の経過とともに、沈の手がけた肖像画も街から失われてゆきました。

本展で展示する作品は、すべて上海美術設計公司を退社後に沈が制作した毛沢東の肖像画です。退社後も沈は当時の映像や新聞記事から毛沢東の写真を採取し、肖像画の制作を続けます。沈の作品は、文革時代に定められた厳しい技術的な規則に従いながらも、作家の私的性格を徐々に強めてゆきました。かつての偉大なる指導者を称える沈の作品には、文革時代に中国全体が夢見たユートピアを追想する作家の眼差しが伺えます。
イベント情報
●オープニング・レセプション
2012年9月8日(土)|16:00-18:00
東京画廊+BTAPにて
ホームページ
http://www.tokyo-gallery.com/exhibitions/intokyo/post-104.html
会場住所
〒104-0061
東京都中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル7階
ホームページ
http://www.tokyo-gallery.com
東京都中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル7階
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