タイトル等
小林一三の愛した
近代日本画
日本画の巨匠・橋本雅邦の名作「瀟湘八景図」八幅一挙公開
会場
逸翁美術館
会期
2012-07-07~2012-08-12
休催日
毎週月曜日(但し7月16日は開館 7月17日は休館)
開催時間
午前10時~午後5時
入館は4時30分まで
観覧料
●一般1,000円 ●大・高生600円 ●中・小生以下無料
※シニア(65歳以上)の方は入館料700円 ※その他各種割引料金がございます。
主催者
逸翁美術館
概要
小林一三(1873~1957)コレクションの中から、近代日本画に注目した展覧会を開催いたします。一三が近代日本画を収集していたのは、三井銀行に勤めていた、二十代から三十代にかけての壮年期のことです。『小林一三日記』には、仕事の傍ら様々な画会に出席し、当時「新画」と呼ばれた作品を買い求めていた様子が記されています。この時期は「鼎会」という鈴木華邨、寺崎広業、川合玉堂を後援する会に参加もしており、中でも華邨の作品を特に愛し、最も多く収集しています。銀行を退行すると、一家を挙げて大阪に移り住みますが、その際に当時持っていた新画の殆どを処分しました。しかし、中には処分されることなく大阪に持ってきた作品があります。これは一三の強い思い入れのあらわれでしょう。
また、一三は阪急百貨店に古美術街を作りました。これは一三の画期的なアイデアでありました。美術部では活発な活動を行い、様々な企画展覧会を行います。一三は頻繁に展覧会を訪れており、そこから作品の購入や、作家との交流が生れたのでしょう。
この度は、明治36年(1903)に開催された第五回内国勧業博覧会において出品された、橋本雅邦の「瀟湘八景図」八幅対を一同にご覧頂きます。一三は雅邦のことを高く評価していました。
一三が愛した近代日本画の世界をご覧ください。
イベント情報
[講演会]8月4日(土)午後2時より「明治画壇の巨匠―橋本雅邦の足跡」平塚市美術館館長 草薙奈津子氏
※入館者聴講無料・午後1時より座席券配布、先着120名

[ギャラリートーク]7月21日(土)午後2時から担当学芸員による展示解説
ホームページ
http://www.hankyu-bunka.or.jp/sys/info/article/7
会場住所
〒563-0058
大阪府池田市栄本町12-27
交通案内
阪急電鉄宝塚線「池田駅」下車、北へ徒歩約10分
ホームページ
https://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/
大阪府池田市栄本町12-27
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