菊池ビエンナーレは陶芸の振興を目的に2003年から隔年で開催している陶芸の公募展です。当館は現代陶芸の紹介を主として活動しており、菊池ビエンナーレはその主軸を担う事業と考えております。
第4回となる今回は、日本全国から総数423点のご応募をいただきました。第一次、第二次の審査を行い選出いたしました、入賞7点を含む全入選作49点を本展にてご紹介いたします。
作家それぞれの感性と技術が結晶した作品は形体、質感ともにバラエティーに富み、見ごたえがあります。これら多彩な作品群を通し、日本における現代陶芸の「今」とその魅力をご覧ください。
なお、会期中には本展の入賞者、審査員等をパネリストとする研究会や、海外の動向にも通じた研究者による講演会など、複数回の関連行事を行います。陶芸における最新の話題・情報に触れる機会となればと存じます。皆さまのご参加をお待ちしております。