タイトル等
浅川伯教・巧兄弟の心と眼
-朝鮮時代の美-
会場
大阪市立東洋陶磁美術館
会期
2011-04-09~2011-07-24
休催日
月曜日(5/2、7/18は開館)、7/19
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1000(800)円、高大生600(500)円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
大阪市立東洋陶磁美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
概要
新しい美の発見。それまで見向きもされなかった“李朝”-朝鮮時代の陶磁器や工芸品が、1920年代以降,一躍注目を浴び、多くの陶芸家、研究者、愛陶家の眼を見開かせました。その過程で先駆者的な大きな役割を果たしたのが、浅川伯教(1884~1964)・巧(1891~1931)の兄弟でした。

植民地期(1910~45)の初期に朝鮮半島へ渡った二人は、朝鮮家屋に居をかまえ、現地の人々に溶けこみながら暮らします。そして伯教はやがて朝鮮陶磁研究の第一人者となり、また弟の巧も、陶磁器および朝鮮の木工品について名著を残しました。一方で兄弟は柳宗悦(1889~1961)に大きな影響をあたえ,柳の朝鮮美術工芸への案内役となります。そこに富本憲吉、河井寬次郎、濱田庄司らが加わり、後の「民藝」誕生へとつながりました。

戦後、浅川兄弟の名はほとんど忘れられたままでした。本展は、浅川兄弟や柳宗悦が選び抜いた旧朝鮮民族美術館のコレクションをはじめ、ご遺族からの寄贈品、伯教作の絵画資料や陶芸作品,柳自筆の原稿など約200点を通して、近年再評価の気運が高まる浅川兄弟の事跡を、はじめて体系的に紹介するものです。朝鮮の文化や芸術を心から愛し、研究し、優れた鑑賞眼をつちかった浅川兄弟の真価を問う、大きな契機となることでしょう。
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
展覧会問合せ先
大阪市立東洋陶磁美術館 Tel.06-6223-0055
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
交通案内
・京阪 中之島線「なにわ橋駅」 1号出口すぐ

・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」 1号出口、
地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」 26号出口
各駅から約400m 大阪市中央公会堂東側
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
会場問合せ先
TEL.06-6223-0055
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
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