タイトル等
国松桂渓と西田恵泉
会場
栗東歴史民俗博物館
会期
2011-01-22~2011-02-20
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
無料
概要
本展では、洋画家国松桂渓(1883~1962)と、日本画家西田恵泉(1902~1980)の作品を紹介します。

滋賀県栗太郡葉山村出庭(現在の栗東市出庭)に生まれた国松桂渓は、京都の聖護院洋画研究所、関西美術院に学び、浅井忠や鹿子木孟郎に師事し、文展、帝展への入選を重ねていきます。大正5年(1916)には浅井門下の同人会の結成に参加し、関西美術界の改組に尽力するなど、大正期の京都洋画壇を代表する人物の1人でもありました。

滋賀県栗太郡大宝村綣(現在の栗東市綣)に生まれた西田恵泉は、日本美術学校、京都市立絵画専門学校に学び、大正14年(1925)からは堂本印象に師事しています。昭和3年(1928)、第9回中央美術展への「農婦」の入選を皮切りに、以後、帝展、文展、日展への入選を果たした西田恵泉は、昭和10年(1935)に郷里に戻ると、洋画家野口謙三らとともに美術研究団体の結成と組織化を図り、現在の湖国画壇の基礎を築き上げていきました。

栗東が生み、近代の画壇に確かな足跡を残した2人の画家の作品を紹介する本展を通して、栗東の芸術風土を感じていただくとともに、画家たちの世界に触れていただければと思います。
ホームページ
http://www2.city.ritto.shiga.jp/hakubutsukan/
展覧会問合せ先
077-554-2733
会場住所
〒520-3016
滋賀県栗東市小野223-8
交通案内
●JR東海道線「草津」駅東口から帝産バス「金勝公民館」行き乗車「図書館前」下車、徒歩1分
●JR草津線「手原」駅から徒歩25分
●国道1号線「上鈎」交差点より車で5分
●名神高速道路栗東ICより車で3分
滋賀県栗東市小野223-8
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