ロシアの伝統的木地人形「マトリョーシカ」のルーツは日本のこけしでした。こけしの歴史は200年、マトリョーシカは海を渡って120ネン、この間、日露両国のこけしの文化交流は一切ありませんでした。それどころかマトリョーシカのルーツが日本であることすらも、あまり知られていません。そこで、隣国同士、伝統を愛する両国の文化を交流させようと思いついたのが、この『コケーシカ展覧会』です。
内容は、ロシアの伝統的マトリョーシカの白木地に日本のこけし工人さんが描彩する新しい伝統コケーシカ展覧会。今回は、第1回東京国際フォーラムでの展覧会参加工人さんを加えて約70名の参加者が集います。