タイトル等
流旅転生 鈴木藏の志野
会場
菊池寛実記念 智美術館
会期
2010-11-20~2011-03-21
休催日
月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~2011年1月1日)
開催時間
11:00~18:00 ※入館は17:30までになります
観覧料
一般1,300円、大学生800円、小・中・高生500円、未就学児無料
※障害者手帳をご提示の方、およびその介護者1名は無料となります。
主催者
財団法人 菊池美術財団
概要
鈴木藏氏(すずきおさむ、1934年-)は、現代志野をつくる陶芸家のなかでも抜きんでた存在です。
釉薬研究に秀でた窯業家、鈴木通雄を父に1934年に岐阜県土岐市に生まれた鈴木氏は、現在まで50年以上にわたり、志野を中心に織部や瀬戸黒などの作陶を続け、1994年には、荒川豊蔵に続き、二人目の「志野」の重要無形文化財保持者の認定を受けています。

「志野は日本で生まれた独特の創作であり、
日本人の感性、美意識といった
最も基本的なすべてが凝縮されている」

鈴木氏のこの言葉は、志野の本質を突くものであり、簡潔な表現の背景には、半世紀にわたる伝統との対峙があり、積み重ねた思いを凝縮した深みがあります。氏は志野の本質を、現代にどのように継承し、未来に伝えるべきかを精魂傾けて追及してきました。 そうした作陶姿勢を最も象徴するのが、ガス窯専一による焼造です。志野は薪の窯で焚くのが最良とされた時代から鈴木氏はガス窯での焼成にこだわり抜き、今日に至るまで自身の創意による作陶を目指してきたのです。

展覧会には、鈴木氏の食器制作の原点でもある「流旅転生」展 (於:菊池ゲストハウス、1985年)出品作と、これまで造形の変遷をたどる大皿、花器、茶碗、水指などの代表作を展示いたします。本展を通じ、鈴木志野における伝統と現代の融合のだいご味をご堪能いただければと存じます。
ホームページ
http://www.musee-tomo.or.jp/
展覧会問合せ先
03-5733-5131
会場住所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
交通案内
【地下鉄各駅からのアクセス】
・日比谷線・神谷町駅: 出口4bより徒歩6分
・南北線・六本木一丁目駅: 改札口より徒歩8分 (改札口を出て正面左前方のエスカレーターを乗り継いで一番上まで上がって下さい)
・南北線/銀座線・溜池山王駅: 出口13より徒歩8分
・銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10分

【バスによるアクセス】
「神谷町駅前」下車徒歩7分
・都バス・渋88 (渋谷駅前―新橋駅前)
・都バス・橋86 (目黒駅前―新橋駅前)
・都バス・浜95 (品川車庫前―赤羽橋駅前)
ホームページ
https://www.musee-tomo.or.jp/
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
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