タイトル等
彫刻家エル・アナツイのアフリカ
―アートと文化をめぐる旅
会場
国立民族学博物館
会期
2010-09-16~2010-12-07
休催日
水曜日(祝日の場合は翌日)
開催時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般830円(560円)、高校・大学生450円(250円)、小・中学生250円(130円)
※( )は、20名以上の団体料金
※9月20日(月・祝)、11月3日(水・祝)、11月20日(土)、11月21日(日)は無料観覧
主催者
国立民族学博物館、読売新聞社、美術館連絡協議会
概要
同時代のアフリカ美術は、長らく外部から注目されることがなかったのですが、1989年にパリで開かれた「マジシャン・ドゥ・ラ・テール」展を契機に、多くの美術関係者の関心を引くようになりました。その後、今日まで、アフリカの現代美術に関する展覧会は各国で開催され、それに伴ってシンポジウム、出版も行われてきました。

ガーナ生まれでナイジェリア在住の彫刻家エル・アナツイ (1944-)は、近年、ワインやビールの瓶のふた、あるいはシールといった廃品を使い、優美でスケールの大きな織物を織りあげることで知られています。すでにヴェネツィア・ビエンナーレにも二度招かれ、また作品も主だった博物館、美術館に収蔵されるなど、いまやアフリカのみならず、世界的にもめざましい活躍を見せています。

しかしながら、アフリカのアーティストをとりまく環境には複雑なものがあります。たとえば、彼らの居場所は、いわゆる博物館と美術館の間で宙づりになっていることが多いのです。現に、アナツイの織物の作品は、ロンドンの大英博物館でもパリのポンピドゥ・センター(国立近代美術館)でも見ることができます。

本展では、こうしたアフリカの現代美術が置かれた状況を前向きに捉えなおし、エル・アナツイというアーティストの作品世界を、美術史と文化人類学の双方の視点から語ろうとします。そのことにより、美術史と文化人類学、美術館と民族学博物館の新しい創造的な協力関係を模索していきます。
ホームページ
http://www.minpaku.ac.jp/
展覧会問合せ先
06-6876-2151(代表)
会場住所
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10-1
交通案内
●大阪モノレール…「万博記念公園駅」、「公園東口駅」徒歩15分
●バス…阪急茨木市駅・JR茨木駅から「万博記念公園(エキスポシティ前)」「日本庭園前」下車徒歩約13分
●乗用車…万博記念公園「日本庭園前駐車場」(有料)から徒歩約5分*「日本庭園ゲート」横にある当館専用通行口をお通りください。
ホームページ
http://www.minpaku.ac.jp/
大阪府吹田市千里万博公園10-1
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