タイトル等
没後25年 鴨居玲 終わらない旅
会場
北九州市立美術館分館
会期
2010-09-11~2010-10-24
休催日
無休
開催時間
午前10時から午後8時、ただし入館は午後7時30分まで
観覧料
一般800(600)円、高大生600(400)円、小中生400(300)円
※( )内は前売・及び20名以上の団体料金
主催者
北九州市立美術館、西日本新聞社
概要
人間の奥底にひそむ孤独や不安を、独特の画風で描き続けてきた鴨居玲(1928-1895)。その死から25年たった今なお、彼の残した作品は多くの人を惹きつけてやみません。鴨居の描く作品はその全てがいわば鴨居の分身であり、鴨居にとって何かを描くという行為は、他者の姿に仮託して己自身を描くという行為に他なりませんでした。
鴨居玲は、1928年、石川県金沢市に生まれました。金沢美術工芸専門学校(現・金沢美術工芸大学)で洋画を専攻、宮本三郎に師事します。1969年、《静止した刻》で安井賞を受賞して画壇の注目を集めたのち、スペインへ旅立ちます。皺だらけの老人、ユーモラスな酔っぱらい、戦争で絵や足を無くした廃兵――異国で出会った市井の人々は鴨居の制作の源となり、数々の傑作が生み出されました。帰国後、制作に行き詰まった鴨居は、やがて自画像にたどり着きます。心身に安定を欠くなかで描かれた一連の自画像は、鴨居の苦悩があるがままに表現され、私たちの胸に迫っています。
本展では、初期から晩年までの油彩、素描など約80点で鴨居玲の画業を振り返ります。さらにアトリエや旅先での鴨居を撮影した写真も併せてご紹介します。
ホームページ
http://kmma.jp/
展覧会問合せ先
北九州市立美術館分館 Tel.093-562-3215
会場住所
〒803-0812
福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5階
交通案内
― 西鉄バス
・市内各地より 「室町リバーウォーク前」で下車。
・「福岡天神バスセンター」から 高速バス“いとうづ号”(小倉方面行き)に乗車、「西小倉駅前」バス停で下車、徒歩2分。

― 北九州市営バス
・高須・青葉台方面、および二島方面から 10番(小倉方面行き)、大橋通りから 7・10番(小倉方面行き)、室町・リバーウォーク前で下車。
(北九州市役所止まりの場合は 北九州市役所下車、徒歩5分)

― JR
・JR 西小倉駅から 徒歩約5分
・JR 小倉駅(在来線・新幹線)から 徒歩約10分

― モノレール
・平和通り駅より 徒歩7分

― 車
・北九州都市高速道路・小倉駅北ランプから 車で5分
・北九州都市高速道路・大手町ランプから 車で5分
ホームページ
http://www.kmma.jp
福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5階
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