タイトル等
海老原喜之助の意志を継ぐもの
会場
鹿児島市立美術館
会期
2010-04-01~2010-05-09
休催日
月曜日(祝日の場合はその翌日)
開催時間
午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般200円、高大生150円、小中生100円
(所蔵品展と共通。年間パスポートでもご覧いただけます。)
概要
鹿児島市立美術館では、毎年鹿児島で開催される南日本美術展(南日本新聞社主催)において海外派遣留学生に選ばれた作家の、海老原賞・吉井賞受賞作品を購入しています。平成 21 年開催の第 64 回南日本美術展では、德田景氏の油彩画《実在への疑い》が第 20 回海老原賞を受賞しました。この企画展では、新たに収蔵した德田氏の作品とともに、当館所蔵の過去の海老原賞受賞作品から 13 点と、海老原喜之助の油彩画 3 点、あわせて 17 点を展示します。 南日本美術展は、戦後間もない昭和 21 年に南日本新聞社によって旗揚げされ、郷土の洋画家である海老原喜之助と吉井淳二両氏の助言を受け、洋画、日本画、彫塑、工芸、建築設計の 5 部門からスタートした総合的な公募展として、今日に至るまで鹿児島の文化振興に大きな役割を担ってきました。
とりわけ、出品者の中から 1 名を選出し 1 年間海外で研鑽を積む機会を与える「海外派遣美術留学生制度」は全国的にも珍しく、画家のなかには受賞を志して他県から鹿児島に移り住んだ者もいます。この制度は、「世界に誇る人材を鹿児島から育てたい」、「才能ある人材を欧米に留学させ、芸術の真実性を追究させたい」という海老原の発案をもとに昭和 34 年第 14 回展からスタートし、これまでに 42 名が海外派遣留学生に選出されています。
歴代の受賞作品から、鹿児島の地に育まれた美術への志を感じて頂ければ幸いです。
ホームページ
http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/
展覧会問合せ先
Tel 099-224-3400
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
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