タイトル等
日本磁器ヨーロッパ輸出350周年記念 「パリに咲いた古伊万里の華」
会場
九州国立博物館
会期
2010-04-06~2010-06-13
休催日
月曜休館 ※ただし、5月3日(月・祝)は開館。
開催時間
午前9時30分~午後5時[入館は4時30分まで]
観覧料
一般1,300円(1,100円)
高大生1,000円(800円)
小中生600円(400円)
※( )内は団体料金(20名以上の場合)
※障がい者等とその介護者1名は無料です。展示室入り口にて、障害者手帳をご提示下さい。
※満65歳以上の方は前売り一般料金でご入場いただけます。チケット購入の際に年齢が分かるもの(健康保険証・運転免許証等)をご提示下さい。
主催者
九州国立博物館・福岡県、日本経済新聞社、西日本新聞社、TVQ九州放送
概要
1659年(万治2)のヨーロッパへの輸出開始から約100年間に、多くの伊万里磁器が海を越えました。輸出が始まった初期の時代から、柿右衛門様式と呼ばれる優美な色絵磁器の時代へ、そして豪華絢爛で大作が多く作られた金襴手へと、100年の間に古伊万里もその様相を大きく変えていきました。
今回の展覧会では165点の作品によって、100年間に古伊万里がたどった大きな流れを感じていただきましょう。それを通してヨーロッパの人々がどのように古伊万里を愛したのかをご覧いただきます。

今回の展覧会はフランス・パリに在住し、ヨーロッパの古伊万里を収集された碓井文夫氏のコレクションの日本で初めての公開となるものです。ここで、USUI COLLECTION の魅力を簡単にご紹介いたしましょう。
ヨーロッパの各地には、古伊万里を含んだ東洋陶磁コレクションがいくつもあります。ドイツ・シャルロッテンブルク宮殿の「磁器の間」、あるいはイギリスのバーリー・ハウスなどがその代表です。 オランダ、イギリス、フランスやドイツなどにあるコレクションは、国によって古伊万里の入ってくる時期や流行の違い、受け入れた人々の階層の違いなどから、どうしても偏りがでてきます。このため一つのコレクションでヨーロッパに渡った古伊万里の全体像を明らかにするのは難しいものでした。
それに対して USUI COLLECTION では、ヨーロッパで愛された古伊万里の全体像を伝えることを目的のひとつとして収集が行なわれてきたのでした。USUI COLLECTION には、柿右衛門様式や金襴手の優品があり、金襴手に蒔絵装飾を施した逸品も含まれています。その一方で、輸出の初期にヨーロッパに渡った日本国内向けの染付の皿や、日本を代表する名窯柿右衛門窯で、色絵の影に隠れがちな染付の名品などもしっかりと含まれているのです。
ヨーロッパが愛した古伊万里の素晴らしさに感動し、ヨーロッパを魅了した古伊万里の全体像を見ることができる。それこそが日本で初めて公開される USUI COLLECTION ならではの魅力と言えましょう。

日本で生まれた陶磁器がヨーロッパでどのように愛されたのか。今回の展覧会では、そうしたことも是非感じて欲しいことのひとつです。ここに掲げた写真は、ドイツのシャルロッテンブルク宮殿に造られた「磁・・・
ホームページ
http://www.kyuhaku.jp
展覧会問合せ先
050-5542-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒818-0118
福岡県太宰府市石坂4-7-2
交通案内
【西鉄電車】
西鉄福岡(天神)駅から 西鉄天神大牟田線(特急約13分 / 急行約17分)で 西鉄二日市駅乗り換え、西鉄太宰府線(約5分)で 西鉄太宰府駅下車、徒歩約10分 ※特急/急行料金不要

【JR】
JR博多駅から JR鹿児島本線(快速約15分)で JR二日市駅下車、JR二日市駅から 西鉄二日市駅(徒歩約12分、バス約5分)、西鉄二日市駅から 西鉄太宰府線利用

【西鉄バス】
博多バスターミナル(1階11番のりば太宰府行き)から 西鉄太宰府駅下車(所要時間約40分)、徒歩約10分

【九州自動車道】
太宰府IC または 筑紫野ICから 高雄交差点経由で 約20分

【福岡都市高速】
水城出口から 高雄交差点経由で 約20分

【タクシー利用】
JR二日市駅から 約15分・福岡空港から 約30分
ホームページ
https://www.kyuhaku.jp/
会場問合せ先
【NTTハローダイヤル】 050-5542-8600
福岡県太宰府市石坂4-7-2
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索