~不思議のタネを育てよう~
「絵を見てもなんだかよくわからない」という声がしばしば聞かれます。
「わからない」と思ったとき、そのまま通り過ぎず、少し立ち止まって絵をよく見てください。絵の中には不思議なものが隠れています。その不思議に気づいたときのわくわくする感情は絵に興味を持つきっかけとなり、その経験からくる面白さや感動は鑑賞への興味につながっていきます。
不思議なものを見るために、11のヒントを提案します。いろいろな見かたをすることで、あなただけの不思議のタネが見つかるかもしれません。
見つけたタネを育てていくことによって、不思議な自分なりの鑑賞の楽しみとなっていくことでしょう。