この企画展は、当館館長である針生一郎の呼びかけにより、《原爆の図》を描いた画家、丸木位里・丸木俊の遺志を受け継ぎ、現代的な視点で反核・反戦をテーマに表現活動を続ける美術家たちが結集する展覧会です。2005年以来毎年行われ、今年で5回目となります。絵画や写真、彫刻、立体展示など多様な表現による86名の作品が、常設展示の《原爆の図》とともに丸木美術館に展示されます。
また、昨年からはじまった特別展示には、大阪在住の画家・田中浩一氏が「人間はどこから来てどこに行くのか」を主題にしたシュルレアリスム(超現実主義)風の絵画作品10点を展示いたします。