現代アートの第一世代から期待の若手まで、12名によるグループ展を開催!
兵庫県立美術館では、神戸をはじめ、兵庫ゆかりの現代アーティスト12名によるグループ展を開催します。
第2回ビエンナーレの共通テーマ「わ wa」を踏まえつつ、本展には「LINK-しなやかな逸脱」というタイトルを付しました。神戸を含む関西圏には、歴史的背景と規模において現代アートをめぐる独特の環境があります。アーティストをはじめ美術をとりまく人々-そこにはもちろん観客も含まれます-の、豊かで、ときに意外なつながりは、他の地域には見られない独自の文化的資源となってきました。
本展は、このようなつながり=LINKを今一度見直し、あらたなつながり=LINKに向けて展開させてゆきます。加えて、ただ均質につながるのではなく、既存の価値観を逸脱し、新たな価値へと誘ってゆく現代美術の本質を明らかにできればと考えています。
現代アートの第一世代から期待の若手まで、絵画、写真、彫刻、ビデオ、インスタレーションと幅広い作品が、兵庫県立美術館のギャラリーと屋外スペースに展示されます。さまざまな場所で、現代アートの魅力に存分に触れていただければ幸いです。