タイトル等
白樺派の愛した美術
『白樺』誕生100年
会場
宇都宮美術館
会期
2009-07-26~2009-09-06
休催日
毎週月曜日
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
会期中の金・土曜日は、開館時間を19:00まで
観覧料
一般800(640)円/大高生500(400)円/中小生300(240)円
※( )内は20名以上の団体料金
※宇都宮市内の小・中・高校生は無料
概要
武者小路実篤や志賀直哉らによって創刊された『白樺』は、個性の尊重を主張した文芸雑誌として知られています。しかし、『白樺』は文芸雑誌であるばかりではなく、毎号必ず海外の美術作品を写真図版で紹介し、芸術評論も掲載する美術雑誌でもありました。同人たちの熱い思いによって紹介されるゴッホやセザンヌやロダンは、その後の日本人の美術の嗜好にも絶大な影響をおよぼしました。さらに『白樺』は18 回にわたる美術展覧会を主催し、美術の普及啓蒙につとめると同時に、美術館建設という壮大な夢さえ描きました。
また、個性の尊重を高らかにうたった『白樺』同人たちの主張は、若い芸術家から支持され、その思想は同時代の芸術思潮にも波及しました。同人でもあった有島生馬や『白樺』と密接なかかわりにあった高村光太郎など、その周辺には多くの若い芸術家が集まりました。岸田劉生や梅原龍三郎らは『白樺』によって育てられた画家といっても過言ではありません。
本展では、『白樺』が紹介したセザンヌやロダン、ロートレックやビアズリーなどの西洋の作家の作品や高村光太郎、岸田劉生、梅原龍三郎ら『白樺』に密接にかかわった日本人作家の作品に加えて、同人の書簡や原稿などを展示し、『白樺』を多面的に紹介します。
ホームページ
http://u-moa.jp
展覧会問合せ先
TEL.028-643-0100
会場住所
〒320-0004
栃木県宇都宮市長岡町1077
交通案内
自動車をご利用の場合
東北自動車道「宇都宮インターチェンジ」から約10km、「鹿沼インターチェンジ」から約14km。
北関東自動車道「上三川インターチェンジ」から約19km。

鉄道・バス等をご利用の場合
JR東北新幹線「JR宇都宮駅」下車、JR宇都宮駅西口5番バス乗場から関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)
JR宇都宮駅よりタクシーをご利用の場合は約20分。
ホームページ
http://u-moa.jp/
栃木県宇都宮市長岡町1077
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