タイトル等
コレクション展示「南政善-生誕100年」
会場
石川県立美術館
会期
2009-04-25~2009-06-01
休催日
会期中無休
開催時間
午前9時30分~午後6時(観覧券の発券は、午後5時30分まで)
※土曜日は、午後7時まで(観覧券の発券は、午後6時30分まで)
観覧料
一般350円(280円)、大学生280円(220円)、高中小生無料
( )内は20 名以上の団体料金
65歳以上の方は、個人・団体を問わず280円です。
*毎月第1月曜日は、コレクション展示が観覧無料となります。
概要
館蔵品の油彩、素描による南政善の特集展示を開催します。南は明治四十一年石川県羽咋郡志賀町に生まれました。羽咋中学卒業後、東京美術学校油画科に入学し、在学中の昭和九年に第十五回帝展に初入選。十年に卒業。この年の秋、文部省による帝展改組が起き、美術界は大混乱を来たします。改組に反対した洋画家の旧帝展会員達は第二部会を結成して対抗すると、南はここに「アコーディオン」(当館蔵)を出品し、特選と朝日文化賞を受賞、一躍若手官展系のホープと目されることになるのです。
この南の一歳上に高光一也、三歳上に宮本三郎がいます。いずれも石川洋画を代表する画家達で、年齢も拮抗し、互いに強い意識を持ったと思われます。三人は十年の帝展改組時に、画壇に強烈な印象を与えて登場し、またそろって人物画の名手で、そのため従軍画家として戦地に駆り出されることになるのでした。
しかし作風は違います。南は唯一の美術学校出であり、藤島武二に薫陶を受けています。色と形による造形を常に念頭におき、写実を基本として人物を描きます。戦後の抽象画全盛期にあって、画家は作風を変化させるのですが、南はまったく動じません。ちょっと例を見ないくらいに一本道を進んでいます。今回の特集では、その不動の歩みをご覧いただきたく思います。
ホームページ
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp
展覧会問合せ先
076-231-7580
会場住所
〒920-0963
石川県金沢市出羽町2-1
交通案内
●金沢駅北陸鉄道バスターミナル東口0番乗場「城下町かなざわ周遊号」県庁前(石浦神社前)下車徒歩5分
●金沢駅東口からタクシーで約4㎞、15分
石川県金沢市出羽町2-1
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